『住吉マル井パン』のパンたち
2007年 04月 25日
わたしが中学生のころ (←ン十年前のことだ…) にはすでに存在したお店で、ベーカリーとかブランジュリなんてコジャレた名前より、“パン屋さん”という言葉がなによりしっくりくるお店です。
人気があるので夕方遅くにはあまりお目にかかれないクリームパンがこの日は棚に並んでました! さっそくGet~♪
ぷっくらやわらかいパン生地はしっかりした焼き目がはいって香ばしく、なかにはマル井特製のカスタードクリームがみっちり詰まっております。
このカスタードクリームがバニラビーンズが入っているわけでも、生クリームが混ぜ込まれているわけでもないのになぜかバツグンにおいしい!
くどすぎない甘さと、たまごのおいしさがそのまま出たようなクリームで、ペロッと食べちゃいます。
こちらは母用のアップルパイ。ここのパンはいずれも焼き色がくっきりしてるのが特徴です。もちろん焦げているわけじゃなく、まさにこんがりとした焼き具合!
こちらのアップルパイは母曰く「昔はもう少し甘かったんちゃうかな」とのこと。今はどこも甘さひかえめですもんね。時代に応じてレシピをアレンジしていくのが長く愛される秘訣なのかも。
長いロールパンにソーセージがサンドされたパン。
ふわっとしたロールパンをかみしめると、次に歯があたるのが皮がパキッとしてジューシーなソーセージという、この歯ごたえがたまらんです。
ぷりぷりのソーセージに粒マスタードがたっぷりかけられているのもポイント高いわ~。
明太子フランスです。
明太子とフランスパンの相性がいいということを発見した人はいったい誰なんでしょーか。食べるたび、ちょっと表彰したい気分になります(笑)。
トースターで軽く焼くと皮のパリパリ感が戻ってめっちゃウマイです。明太子もすきまなく塗られておりますよ。満足!
このパンの名前、“カレじゃが”だったか“じゃがカレ”だったか…。名前のまんま、カレー味のホクホクじゃがいもがフランスパンにサンドされております。
実はチキンもなかに入ってるんだけど、じゃがいもに押されてあまりその存在感が感じられないのであった(笑)。
スパイシーで、ビールのアテなどにぴったりなパンです。
ツナ、玉ねぎ、アスパラガスがサンドされたフランスパン。
ツナの酸味と玉ねぎの甘味がクセになるお味。これまたトーストしたものをお酒と一緒にいただくと、ペースがついつい早くなってしまうのでありました~。
最後はあんバタ。フランスパンに粒あんとバターがサンドされています。
こってり塩気のあるバターと甘い粒あんの相性が良くて、おやつ感覚でぱくぱくぱく~っと一気に食べてしまいます!
以前に比べるとマル井もフランスパン系のハードパンが増えてきたように思います。ハードパンが好きなわたしはこれって大歓迎♪ それにマル井のフランスパンサンドは端から端まで具がつまっているので本当に食べごたえがあるのだ。もちろんクリームパンに代表される昔ながらのパンや食パンなどもおいしいですよん。
ところで「●●マル井パン」っていうのは神戸のあちこちにあるんですが、別にフランチャイズというわけでもないようで、いったいどういう関係なんでしょう? マル井で修行した人が独立するときにのれんわけのように“マル井”の名前を使うことを許可してもらうんでしょうか。どこのマル井もおしゃれというより素朴なたたずまいで、町のおいしいパン屋さんってイメージがあるんですけどね。
『住吉マル井パン』
住所:神戸市東灘区住吉本町1-5-7
TEL:078-842-0364
OPEN:7:00~20:00
定休日:第1、第3、第5水木