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映画や本の感想アレコレ。ネタバレにはほとんど配慮してません。ご注意! 


by nao_tya
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『Sharpe's Challenge』鑑賞中! その3

 さてさて続きです。今回はChap.6から8まで。

Chap.6
 宮殿のテラス (屋上?) でのKhande RaoとRani Lalimaの会話。Lalimaは「偉大な君主は慈悲深いもの」と、Celiaを牢から出して賓客扱いするようKhande Raoを説得します。摂政のMadhuvanthiに頼んでみるというKhande Raoに、Lalimaは彼女を魔女呼ばわり。LalimaはMadhuvanthiやDoddを信頼しておらず、Khande Raoが成人したときに彼女が素直に権力を手放すか疑問に思っています。Madhuvanthiは自分の摂政で、Doddはここ数年忠実に仕えてくれているうえ、彼を仕えさせるのは亡き父の遺志だと反論するKhande Rao。LalimaはDoddを警戒するよう忠告しています。そしてここにきてLalimaが妹ではなく姉だということがわかりました。ありゃりゃ(笑)。
 Celiaを救出に向かうというシャープに、Ferraghurを攻撃すれば部下の半分が死に、Celiaも殺されるともっともらしく反対するシマソン。が、シャープとハーパーだけでCeliaを救出するつもりであることがわかると、手のひらを返したように作戦を許可します。「Go and die, Sharpe.」だって。面と向かって云うかね、普通!?
 Gudin大佐がCeliaを牢から出しにやってきて、宮殿に部屋を用意したので風呂をつかって衣服を着替えるよう云います。拒否しようとするCeliaに、Gudinはこれはお願いではないと答えます。
 シャープと床についたままのBurroughs将軍の会話。将軍は病でかなり弱気になっていて、シャープに娘を連れ帰ってくれと懇願。なぜかシャープはレッドコート姿です。うーん、この赤色はやっぱりショーン・ビーンには合わないなぁ…。将軍の天幕から出てきたシャープは同じくレッドコート着用のハーパーと徒歩で出発。Singhが彼らを見送ります。そんな彼らを少し離れて見つめるBickerstaff軍曹 (←Chap.5でシャープにのされた彼)。むむむ、不吉な予感が。
 牢から出てバスタブにつかるCeliaに横からかかる声。Doddの登場です~。逃げるに逃げられないCeliaを嬲るように、いやらし~くネチっこ~く迫るDodd。Khande Raoに貢物として差し出した自分に手を出したことがわかれば不興を買うのでは? と云ってなんとかDoddを退けるCelia。Doddはなまじっか顔が整っているだけ、一層冷酷な感じが出てますね。

Chap.7
 荒地を歩くシャープとハーパー。キャンプ地から十分離れたところで、Khande Rao軍に見つかったときすぐ発砲されたりしないよう、レッドコートを裏返しにして着ます。Celiaは美人なんでしょうね? と聞くハーパーに、自分たちの任務はCeliaの救出ではなく、反乱を止めに行くことだ、とシャープ。たったふたりで? と驚くハーパーの言葉にも、シャープはあっさり「ほかに誰も見当たらないな」で終わらせます。うーん、このふたりの会話はやっぱりおもしろいよ。
 夜になったFerraghur。LalimaがCeliaの寝室まで忍んできます。Celiaの扱いを謝罪しにきたというLalimaにCeliaは反発。どちらも聡明な女性ですが、植民地化した側とされた側という立場の違いから、なかなか話がかみあいません。自分が請合ってCeliaを賓客扱いにしているため、逃げ出せば自分が困った立場になると云いおいて部屋から出ていくLalima。
 部屋から出たLalimaにDoddが声をかけてきます。こんな時間にここで何をしているのかと問うDoddに、あなたには関係がないとつっぱねるLalima。Lalimaがかなり露骨にDoddを嫌っているのがわかります。Lalimaを脅すような言葉を口に出すDodd、器が小さくないか~(笑)。
 相変わらず荒野を歩いているシャープとハーパーの背後から、Singh率いる槍騎兵が声を上げて迫ってきます。駆け出すふたりの前方からGudin率いるKhande Rao軍が飛び出し、Singhたち槍騎兵と軽く交戦します。Singhたちが引き上げたあと、シャープ軍曹とハーパー伍長だと名乗り、Khande Rao軍に加わりたいと申し出るシャープたち。このためのレッドコートだったんですね。Gudinは彼らを武装解除させ、身の証が立てば軍に加えようと云います。Gudinが出したDoddの名前に思いあたるシャープ。
 Ferraghurに連行されたシャープたちはGudinの尋問を受けます。盗みで訴えられて鞭打ちの刑に処せられ、階級も剥奪されたためにイギリス軍を脱走したと説明し、Gudinの「cushoon」軍に潜りこむことに成功。様子のおかしいシャープをハーパーが問い詰め、シャープはDoddのことを打ち明けます。このときハーパーは「あんたがちゃんと話してくれるなら、地獄の扉だってあんたの後を追ってくぐります」とまで云ってますよ。このふたりの繋がりの強さってなんなんでしょう。すごいわ~。

Chap.8
 砂漠を行軍してくるシマソンたち。臆病なシマソンはFerraghrに近づくのは延期したほうが…などと云いだしますが、雨季が近づいているのだから時間がないと相手にされていません(笑)。
 一方Khande Raoたちにはイギリス軍がキャンプを畳んだという情報が入ってきています。Gudinは彼らはAgraに退却しているのではないかと推測しますが、MadhuubanthiはGudinが戦闘を避けているように受け止めます。目前の広場では兵士の訓練がおこなわれており、Celiaはそのなかにシャープがいることに気付きました。
 夜になって「cushoon」軍のJacques軍曹と酒を飲み、情報収集するシャープとハーパー。実はJacquesはCeliaの見張り役。彼女の部屋の鍵を持っています。しこたま酔わせたJacquesがヨロけたところを木にぶつけて気絶させ (←けっこうヒドイ/笑)、鍵を奪ったシャープはCeliaのもとへ。
 父に頼まれて来てくれたのかと聞くCeliaに肯くシャープ。将軍が熱病に倒れて回復に時間がかかりそうなことや、代わりの指揮官がシマソンであることがわかり、Celiaは事態の悪さに表情を曇らせます。将軍はシマソンを軽んじてたんですね。まぁそりゃそうだろうな(笑)。シャープはだからこそ早いうちにここから脱出しなければならないが、イギリス軍が攻撃する前にこの要塞を探っていることもCeliaに伝えます。
 日が変わり、広場では閲兵が行われています。ハーパーを連れて兵士たちの装備を点検するシャープ。お馴染みの光景ですね! その様子を見ていたDoddがシャープたちはスパイではないかと疑いだし、「良い兵士は1分間に3、4発は撃てる」というシャープにやってみせろと銃を渡します。シャープが弾込めをすると、DoddはKhande Raoに対する忠誠心を示すため、シャープにハーパーを撃てと命じるのでした。もし撃たなければふたりとも射殺されてしまいます。ハーパーに対し銃を構えるシャープ。そんなシャープを見つめながら祈りの言葉を呟くハーパー。

 というわけで、前編が終了! なんともエライところで終わってますよ~。これ、DVDだから続きがすぐ観られますが、もしオンタイム観てたら続きが気になってジタバタしただろうな~。比較的順調に観てますが後編もこの調子でいけるかな?
by nao_tya | 2006-05-14 13:09 | ヴィゴ&ショーン