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映画や本の感想アレコレ。ネタバレにはほとんど配慮してません。ご注意! 


by nao_tya
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『Sharpe's Challenge』鑑賞中!

 ショーン・ビーン主演の『Sharpe's Challenge』、メイキング映像は観終ってぼちぼち本編にとりかかりはじめました。
 辞書を引き引き観ているためおっそろしく時間がかかってます。尋常ではない一時停止の回数に、そのうちDVDプレイヤーが悲鳴を上げるんじゃないかとヒヤヒヤもの。リージョンフリーのプレイヤーはこれしかないのじゃ。頼むよ~。
 全編観とおすまでに相当時間がかかることが見込まれるので、細かい部分を忘れてもいいようにチャプターごとにメモを残していくことにしました。今回はとりあえずChap.1から3まで。

Chap.1
 1803年のインド。シャープ軍曹たち英国軍の一隊が東インド会社のChasalgaon砦 (要塞?) へ弾薬を運搬するためにやってきます。シャープはまだ第95ライフル部隊の所属ではないため、トレードマークのグリーン・ジャケットではなく、英国陸軍の普通の制服である赤ジャケット着用。
 うーん、撮影当時46歳のショーンBが (おそらく) 20代のシャープを演じるってことにそもそも無理があるな。観ていてちょっと不自然だ(笑)。後ろ髪を長くしてすずめの尻尾みたいに結わえてるところはかわいいですが。
 Chasalgaon砦の指揮官はずいぶんと恰幅のいいCrosby少佐。シャープのことは気に入らない様子。荷物を積み込む用意ができたら呼ぶように云いおいていきます。
 シャープは通訳兼雑用のために連れてきたインド人のDavi少年に、食料を砦から調達するよう云いつけます。「それでは泥棒だ」と反論するDaviくんに「腹がすいているときなら盗みにはならない。これはどんな兵士でも最初に習うこと」と、ずいぶん適当な教えを伝授(笑)。会話から察するに、Daviくんは盗みを働いていたところをシャープに拾われたのかな。シャープにずいぶん懐いてます。
 食事の支度をしているDaviくんを「まだか?」とせっつくシャープ。「ラクダだってもっと早くできる」だって! お腹が空いているからってずいぶんね(笑)。イライラしながらも大自然に呼ばれたシャープは物陰へ。
 そこへDodd少佐率いる東インド会社の一隊が砦へ到着。出迎えに出てきたCrosby少佐の部下たちに向かって、一隊はいきなり発砲、攻撃を始めます。物陰から飛び出したシャープはDodd少佐に銃を向けますが、撃たれた衝撃で手許が狂い、弾はDodd少佐をかすめるだけ。倒れたシャープに駆け寄るDavi少年も背後から撃たれて絶命…(涙)。
 Crosby少佐をはじめ砦にいた人間を皆殺しにし、武器やお金を運び出すDodd少佐。傷を負って逃げ出そうとしていた人間に止めをさすDodd少佐を薄目で見たシャープはそのまま死んだフリ~。

Chap.2
 14年後のウェリント公爵邸。「Come at once.」の手紙でウェルズリーに呼び出されたシャープは、フランスで農夫になっていることを軽く揶揄されますが、農夫の暮らしは自分に合っていると意に介しません。
 インドで内紛を起こして分裂していたマラータ族にリーダーが現れ、結束してイギリスの要塞を攻撃するなど反乱が起こっていること、実質的に統治しているのはリーダーのKhande Raoではなく摂政である側室だということ、この摂政の裏に東インド会社の将校がいてすべてを操っていることなどが説明されます。
 この裏切り者の将校の正体を探るため、東インド会社に馬を供給しているhorse master (馬商人くらいの意味?) がリクルートされたが、ここ6ヶ月ほど音信が途絶えているため、彼の安否を確かめ、最悪の場合には彼の任務を遂行するようシャープが呼び出されたのでした。
 ウェルズリーが自分をかってくれていることは嬉しいが、すでに自分は兵士ではないし、ひとりの人間の幸運はそんなに長続きするものではない、と訴えるシャープ。「反乱は止めなければならない」と云うウェルズリーに、インドで起こっているのは商人の問題であって、農民である自分には関係がないと返し、シャープは断固としてはねつけます。
 ウェルズリーの書斎を出たところでハーパー夫人のラモナに再会するシャープ。喜色満面のシャープはハーパーの所在を尋ねます。ここで初めて行方不明になっているhorse masterがハーパーであることが明かされ、ラモナに「あなたが唯一の希望なの。彼を見つけてくれるわね?」と懇願されちゃいます。
 もちろんシャープがかつての大事な部下で、親友でもあるハーパーを見捨てるわけがないことを承知のうえで、ウェルズリーがラモナをここで待たせてたわけですよ。さすが陸軍総司令官まで登りつめる男は違う。策士だ(笑)。
 ところでこのラモナさん、前シリーズと同じ女優さんなんでしょうか…? 雰囲気は似てるけど、ずいぶん老け、あいやいや、お年を召されたせいか同一人物かどうか自信が持てないわ~。

Chap.3
 1817年のインド。馬車が壊れて立ち往生している女性とLawrence大尉。馬車の修理中にティータイムにしちゃうあたりが優雅というか暢気というか…(笑)。そこへ馬に乗ったシャープがやってきます。おお、グリーン・ジャケットですよっ。女性はこれからシャープが尋ねるBurroughs将軍の令嬢、Celiaであることが判明。
 見張られている気配を感じたシャープは危険を感じ、馬の飼葉を探すために離れている騎兵隊を探しに出て、襲撃された集落を発見します。槍騎兵の指揮官であるSingh大尉と合流し、この集落はKhanda Raoの命で動いている馬賊に襲われたのではないかと推測。この付近も最近は安全ではなくなってきたことをSingh大尉に教えられます。
 Singh大尉はハーパーのことも知っていて、ハーパーと旅していた隊列が6ヶ月前に襲撃され、虐殺されたと云います。暗澹とした気持ちになるシャープ。

 というところでようやくChapter3が終了! これでもまだ20分くらいしか観てないのです。先は長いわ~。Chapter16まであるので、このペースだと終わるまでに1週間以上かかるかな。乏しい英語力で解釈を間違えているところも多々あると思うので、ご覧になった方で気付いた点などあればご指摘いただけるとうれしいです~。あ、ネタバレはなしの方向でよろしくお願いします♪ (←勝手な要望/笑)
by nao_tya | 2006-05-11 23:41 | ヴィゴ&ショーン