映画や本の感想アレコレ。ネタバレにはほとんど配慮してません。ご注意! 


by nao_tya
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<   2008年 04月 ( 9 )   > この月の画像一覧

 『グリル 北斗星』でお腹を満たしたあと、劇団四季のミュージカル『オペラ座の怪人』観にいきました。舞台観劇はかなり久しぶりなのでウキウキ気分です(笑)。実はこのチケット、自分で買ったものではありません。DoCoMo関西のキャンペーンに応募したらペアチケットが当たったの! 先日のUSJのパスポートといい、ここのところ懸賞運が上昇しているようです。うひょ♪

 チケットの引き換えは4時半からでしたが、“先に引き換えたほうがいい席に当たるということではない”という言葉を信じてのんびり劇場へ。引き換えの人たちが列を作ってましたがそんなに待つこともなく順番がまわってきました。ペアチケットがはいった封筒を係員が目の前にばら~っと広げてくれて、「お好きな封筒をおとりください!」というシステムでした。

 姉にまかせたところ、かなり下手側だけど前から10列までの席を引き当ててくれました! もしかしたら舞台下手が見切れちゃうかも? と思いましたが、実際に観てみたら全然そんなことなくて、オペラグラスがなくてもOKなくらいの良席! いやぁ今回は本当に運がいいです。とっぷりと『オペラ座の怪人』の世界にひたってまいりました~。

 四季の『オペラ座の怪人』を初めて観たのは大学生のときで、それが本格的なミュージカル初体験だったこともあって、舞台の華やかさ、印象的な楽曲、役者さんたちの迫力の歌声に強烈にアテられちゃいました。以来関西にこの公演がくるたびに観にいくことを繰り返し、もう10回以上はこの舞台を観ていると思います。でも観るたびに違う感動があります。演じてる人の個性もあるし、その日の役者さんのコンディションも色々。様々なものが絡み合って作り出される舞台のおもしろさですよねぇ。

 今回の主要3人の配役は、ファントム=佐野正幸さん、クリスティーヌ=佐渡寧子さん、ラウル=岸佳宏さんでございました。

 佐野さんはラウル役をされていた役者さんが成長して(?)ファントムに、というパターンですな。初めてクリスティーヌを地下へ連れ込んだときの歌いっぷりのナルシーな感じ、好きです。「ザ・ポイント・オブ・ノーリターン」などは佐渡さんのクリスティーヌと相乗効果でかなりなまめかしい雰囲気がただよってドキドキしちゃいましたわ~。二幕ラストの怒りから悲哀へ転じる姿もメリハリがあってわかりやすい。すごく良かったです。

 佐渡さんのクリスティーヌは、今まで観た『オペラ座の怪人』で一番大人っぽいクリスティーヌのような気がしました。音楽の天使を夢見る少女が事件をとおして徐々に大人の女性に、というのが今まで観てきたクリスティーヌだったので、最初は「なんだか違和感あるな…」なんて思ってました。が、ちょっとした仕草とかがすごくかわいらしい場面もあって、こういうクリスティーヌもアリか! という気分に。ただ、低い声の響きがちょっと悪かった気がしたのが残念。

 岸さんのラウルは、わたしとしてはもう少しスマートなタイプの方がうれしいんですが (←岸さん、ちょっとお顔が丸っこいんですもの/笑)、いかにも良家のおぼっちゃん、という雰囲気は出てて、大人っぽいクリスティーヌと一緒にいるといっそかわいいという言葉がふさわしい(笑)。これはこれでおもしろいカップルだと思います。最初はソフトに見えるけど、どんどん暑くるしいくらい正義感でまっすぐ! な青年だということが判明していくラウルで、なんだか応援してくなる感じ。好感がもてました。

 そうそう、一幕最後の天使像にファントムが乗っかっているシーン、あそこの場面は場内がすごく暗くてほとんどファントムが見えなかった…。以前からこんな感じだったかな~? もう少し観やすかった気がするんですけど。ぼやけた記憶ですが「み、みえない…っ」と感じた覚えがないんですよねぇ。劇場の前方の席だと、どうしても見上げることになるので見えにくいのはしょうがないですが、あそこはもうちょっと改善してほしい気がします。

 一番最初に『オペラ座の怪人』を観たとき、ラストでクリスティーヌがファントムに指輪を返しにくるのを観て、「なにもそんなトドメの一撃をくれるようなことをしなくても~っ」と思いました(笑)。それから何度もこの舞台を観て、そのたびにこのシーンで感じることは違ってるのですが、今回の指輪返却シーンはなんというか、ストンと胸に落ちるというか、互いが別れを受け入れるためには必要なことだったんじゃないかな~と、納得がいく気がしました。

 チケット代が高いのが難点ですが、高井ファントムも観たいしがんばってもう1回は劇場へ足を運びたいですね~。

●劇団四季の『オペラ座の怪人』のサイトはコチラ
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by nao_tya | 2008-04-23 13:00 | 雑記&日記
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 土曜日に姉と劇団四季のミュージカル、『オペラ座の怪人』を観にいってきまして、劇場に行く前に軽く腹ごしらえをすることに。しかし開場が5時、開演が5時半なので、食事どころはまだオープンしてないところがほとんど。劇場近くでとおしで営業してて、しかもおいしいお店~と、色々探してたどりついたのがこちら、『グリル 北斗星』さん。

 大阪駅前第2ビル (←まんまなネーミングだなぁ/笑) の地下に入っている洋食屋さんで、けっこう昔からあるお店みたいです。ビル自体がそうなんだけど、ちょっと古びた感じのお店で、そこがまた味わいがあってなかなかいい雰囲気。カウンター8席くらいと2人がけのテーブル席8組くらいが並んでる、わりとこじんまりとしたお店です。

 ここはスープカレーを初めて梅田で紹介したお店らしいんですが、わたしが今回オーダーしたのは『トルコライス (Sサイズ)』。お値段は普通サイズだと800円、Sサイズは750円です。Sサイズにしたかわりに、野菜サラダとスープがつくセットにしてみました (プラス150円)。

 大阪のトルコライスはチキンライスの上にオムレツ、トンカツが乗っかって、デミグラスソースがかかっているのが一般的ですが、「北斗星」のトルコライスはチキンライスのかわりにドライカレーがベースになってます。このドライカレーがスパイシーでうまうま~っ! デミグラスソースをかけてマイルドにしてもおいしいわぁ♪ もちろんオムレツはふわとろだしトンカツはサクサクだし云うことなし!Sサイズでもけっこう量の多いスープのおかげもあって充分なボリュームでした。

a0005060_10352139.jpg 姉が頼んだオムレツライスも味見させてもらったけどメチャウマ! お隣の人が食べてたスープカレーやハンバーグもおいしそ~。いやぁまた行ってみたいお店ができちゃいましたわ。

 ←こちらのスープはさらさらっとしたコーンスープ。あっさりめの味付けですが、メインのトルコライスがくっきりした味なのでバランスがとれてていいです。

a0005060_10353569.jpgグリル 北斗星
 住所:大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第2ビルB1階
 TEL:06-6341-7758
 OPEN:11:00~21:00 (日・祝は~20:00)
 定休日:無休

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by nao_tya | 2008-04-21 12:38 | 食べものたち
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 O野さんについ先日出たエルマガの別冊 (ムック?)『京阪神のスイーツ』に載っているドーナツがおいしそう、という情報をもらい、仕事帰りにるるる~♪ とお店に寄って帰りました。

 お店の名前は『ハニーミツバチ珈琲』さん。何店舗かあるらしく、わたしがお邪魔したのは天神橋筋商店街近くの南森町店です。以前に記事をアップした『ムーラタルト』さんのある角を東へ曲がってすぐのところにあります。昨年の8月にオープンしたそうですが、商店街のメインの通りでないので全然気付いてなかったですよ。

 お店は1~3階にイートイン・コーナーがあってけっこう広そう。ドリンクも種類があって、ちょっとした休憩とかに使うのも良さげです。
 で、肝心のドーナツは3種類おいてありました。↑の一番手前にでっかく写っているのが「シュガードーナツ」(120円)、奥の濃い茶色のが「シナモンドーナツ」(150円)、黒い点々がついてるのが季節限定商品の「黒ごま豆乳ドーナツ」(150円)です。

 どこか懐かしい感じの素朴な見た目ですが、どれも表面はさっくりしてて、中はしっとり・ふんわりしたドーナツでおいしいです♪ ミスタードーナツのオールドファッションと同系列。ミスドのより脂っぽさがなくて軽いから食べやすい気がするなぁ。わたしはシナモンドーナツが一番好きでした! 季節限定商品の入れ替わりがいつなのかわからないんですが、またお邪魔してみたいと思います♪

a0005060_1052654.jpgハニーミツバチ珈琲』南森町店
 住所:大阪市北区天神橋2丁目北1-19
 TEL:06-6352-1157
 OPEN:7:00~22:00
 定休日:無休
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by nao_tya | 2008-04-18 12:08 | 食べものたち
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 先日『ルタオ』のストロベリードゥーブルを買った大丸百貨店の「北海道大グルメ祭』には、やはり『ROYCE' (ロイズ)』も出店しておりました。となればもちろん「ポテトチップチョコレート」はゲットしたわけですが、もうひとつ購入したのがこちら、「かりんとうチョコレート」でございま~す。

 かりんとうとチョコレート。どちらもおいしいこのスイーツがコラボしてマズイわけがあろうか!? いやない! という期待のもと、ウキウキしながらいただいたわけですが…。実際食べてみますと、あ、あれ~?? なんかあまりにもフツ~!! ちょっと拍子抜けした気分になっちゃいましたよ。

 いや、別においしくないわけじゃないんですよ。でもチョコポテを食べたときのような感動がなかったんですよねぇ。うーむ、期待が大きすぎたか。
 考えるに、チョコポテは甘いチョコと塩味のポテチが組み合わさっているのが摩訶不思議なおいしさを作り出していたんですが、かりんとうチョコはどっちも甘いもの同士だから驚きという意味では弱いのかもしれません。

a0005060_16194764.jpg あと、かりんとうと云えば黒糖のコクのある甘さが特徴で、そこがおいしいとわたしは思うんですが、このかりんとうチョコはマイルドなミルクチョコがその黒糖独特の甘みを消し気味にしちゃってる気もします。黒糖好きの人間にはそこが残念です。

 でももちろんおいしくないわけじゃないし、カリカリした歯ざわりと素直な甘さで食べやすいスイーツです。話のネタという意味でもかなりウケがよいかも?? 一度は絶対食べてみることをおすすめします(笑)。このかりんとうチョコももちろんロイズのサイトでお取り寄せできます♪

●『ROYCE' (ロイズ)』のサイトはコチラ
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by nao_tya | 2008-04-16 12:20 | 食べものたち
〔ストーリー〕
 初老のベストセラー推理小説家アンドリュー・ワイクの屋敷へ若い男マイロ・ティンドルが訪ねてくる。ティンドルは売れない俳優で、ワイクの妻マギーの浮気相手。ティンドルはワイクにマギーとの離婚を承諾するよう交渉しにきたのだった。そんなティンドルにワイクは奇妙な提案を持ちかけるのだが…。


原題:SLEUTH
監督:ケネス・ブラナー
原作戯曲:アンソニー・シェーファー
脚本:ハロルド・ピンター
出演:マイケル・ケイン、ジュード・ロウ

 土曜出勤の帰り、映画『SLEUTH スルース』を観てきました! 関東圏からひと月ほど遅れて、ようやく関西でも上映が始まったのです♪ 監督がケネス・ブラナーで、ほぼマイケル・ケインとジュード・ロウの二人芝居の映画と聞いて、前々から楽しみにしていたのです。この『スルース』はアンソニー・シェーファーの舞台劇が原作で、一度1972年に映画化されていますが (『探偵 スルース』)、わたしは舞台もオリジナルの映画も未見です。

 物語の舞台はワイクの屋敷。見た目は古めかしい家ですが、一歩なかに入るとリモコンひとつで様々な操作が可能なハイテク屋敷でありました。なかの調度もデザイン重視のおしゃれ~でモダンなものばかり。あまりにもスタイリッシュで洗練されすぎてて、わたしなんかは落ち着かないような無機質な内装です(笑)。で、そのなかでワイクとティンドルが火花を散らして対決するわけですな。

 舞台はワイクの屋敷に限定されており、空間の広がりというものはあまり感じられない映画ですが、熱のこもったふたりのかけあいが濃密な空気を生み出して、まったくその狭さが気になりません。

 最初は紳士的にふるまっていたワイクが、次第にその高慢でネチッこい本性を明らかにしてティンドルに対せば、ティンドルも野卑で粗野な面をあらわにワイクに対抗していきます。このふたりのやりとりは本当に緊張感があってスリリング! 意地とプライドがぶつかりあいます。ワイクの言葉に巧みに乗せられて、大恥をかいたティンドルが逆襲するところなんてワクワクしちゃいましたよ~。

 最初はひとりの女性を真ん中に互いに嫉妬心や敵愾心を燃やしていたふたりなのに、話が進むにつれて肝心の女性のことは置き去りになっちゃって、とにかく自分が優位に立つこと、相手に屈辱を与えることに熱中しちゃうあたりがなんだかオカシイ。ワイクの仕掛けたゲームでティンドルは恥をかいたわけだけど、それ以前にワイクはティンドルに奥さんを寝取られてるわけで、プライドを傷つけられると、女性より男性のほうがよりそのことを根に持つってことなのかもしれませんね~。

 ティンドルの言葉を借りるなら、第1、第2セットは前作と同じ、第3セットはかなり変更が加えられているそうです。前作を観ていないのでどっちのほうが好きかなんてことは云えませんが、わたしはこの第3セット、かなり楽しみました。なんだかねぇ、いかにもイギリス映画って感じで (←どんな感じじゃ/笑)。マイケル・ケインとジュード・ロウ、どちらも妖しげな色気がある俳優さんだから、この展開も納得という感じだったんでございます。

 特にジュード・ロウ、あんたはスゴイ! 素で観てみると頭髪がちょっと後退しちゃってて「そんなに美形か~?」と云いたくなるんだけど、演じているときの彼には本当に魅きよせられるような力があるわ~。もちろん、それを余裕で受けて立つマイケル・ケインも文句なしですが、ジュード・ロウがこの年の功に負けてないってのがすばらしい。後半になるほど黒さが全開になっていくから本当に見ごたえありました。

 ワイクとティンドル、騙しあいをしかけるふたりの言葉の、どこからどこまでが真実、あるいは嘘だったのか。目まぐるしく入れ替わる攻守の立場がそういうことをぼやけさせていきます。少なくとも第3セットでのワイクの申し出はかなり本気だったと思うんだけど、そこがあからさまでないところもおもしろいです。とにかく、言葉の端々、ちょっとした仕草、表情にもウラを感じさせるふたりの役者さんの演技合戦はお見事でした。非常に濃い89分を過ごすことができました! こうなるとマイケル・ケインがティンドルを、ローレンス・オリヴィエがワイクを演じたという旧作も観てみたくなります。ケーブルTVとかで放映しないかなぁ。

●映画『SLEUTH スルース』の公式サイトはコチラ
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by nao_tya | 2008-04-14 12:13 | 映画感想etc.
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 木曜日、仕事を定時で終えて、梅田の大丸百貨店で催されている『北海道大グルメ祭』へ行ってきました~♪ いろんな百貨店で北海道展がありますが、どこに行ってもおいしそうな食べ物がいっぱいでウキウキしちゃいますね(笑)。

 色々目移りするものはありましたが、今回の1番の目的は『小樽洋菓子本舗 ルタオ』のスイーツ「ストロベリードゥーブル」でやんす~。“クリームチーズのベイクドチーズケーキにイチゴピューレとパウダーが入ったマスカルポーネのレアチーズケーキを重ねたチーズケーキ”ということで、春にしか食べられない季節限定モノなんですな。

 定番のドゥーブルフロマージュやショコラドゥーブルはまだ在庫がありましたが、ストロベリードゥーブルはわたしが買ったものでこの日の入荷分は終了したみたい。いやぁタイミングよかったです! ちなみにお値段は1ホール1680円でした。

a0005060_10313480.jpg ドゥーブルは冷凍されていますので、家で解凍してからいただきます。
 ←の箱をあけると、上部がピンク、下部がクリーム色のケーキが登場。春らしいやさしい色合いのピンクでかわいいですね~。

 味のほうもバツグンにおいしかったです! イチゴ味のお菓子っていかにも匂いや味が合成っぽいものがありますが、このストロベリードゥーブルはイチゴの風味が自然そのもの。イチゴの甘酸っぱさが濃厚なチーズケーキの味を緩和して後口もさっぱり~。食べやすいです。

a0005060_1031054.jpg 上部のイチゴピューレが入った部分はイチゴのツブツブ感がしっかりあって、なめらかなチーズケーキのなかでアクセントになってるのもいいわ~。

 濃厚系チーズケーキのドゥーブルフロマージュもウマウマですが、このストロベリードゥーブルもかなりのお勧め! うちの母も久々に「これ、おいしいわぁ」と感動のコメントを残しておりました(笑)。冷凍ものなのでルタオのサイトで通販もできますよ~。4月いっぱいの販売みたいなので、食べてみたいかたはお急ぎを♪

●『小樽洋菓子本舗 ルタオ』のサイトはコチラ
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by nao_tya | 2008-04-11 12:33 | 食べものたち
〔ストーリー〕
 ニューヨークのあるアパートメントの一室で、近々日本に副社長として赴任することが決まったロブのため、お別れサプライズ・パーティが開かれていた。そのパーティの最中、突然の爆音が響きわたった。パーティの出席者たちは驚き、アパートメントの屋上に上がって周囲の様子を見てみることに…。


原題:CLOVERFIELD
監督:マット・リーヴス
脚本:ドリュー・ゴダード
出演:マイケル・スタール=デヴィッド、マイク・ヴォーゲル、オデット・ユーストマン

 『魔法にかけられて』を観にいった同じ日に、実はもう1本映画を観てきました。昔はよく2本、3本と映画をハシゴしたものですが、よる年波には勝てず(笑)、1日に何本も観るのが少々つらくなってきてまして、最近はずっと映画を観るときは1日1本ペースでした。でも『魔法にかけられて』は108分、そして『クローバーフィールド/HAKAISHA』は85分とどちらも短めの映画だったので、これはいけるかな~と思ったわけです。

 上映時間がさほど長くなかったことに加えて、同じニューヨークが舞台の映画でもテイストがまったく違っていたせいか、30分の休憩をはさんで2本の映画を観ても今回はまったくしんどくなかったし印象がゴッチャになることもなかったです。良かった~(笑)。

 さてさて、この『クローバーフィールド』、映画の内容については極力触れず、首がもげてしまった自由の女神像などショッキングな映像を前面におしだし、観客の好奇心や期待をあおる宣伝が非常に印象的でありました。わたしもまんまとその広告手法にノせられて映画館へいったクチです(笑)。監督はマット・リーヴスですが、製作は海外ドラマ『エイリアス』や『LOST』を手がけたJ.J.エイブラムスなので、こういう謎めいた仕掛けも納得がいく気がしますね~。

 映画は登場人物のうちのひとり、ハッド (T.J.ミラー) がハンディカムで撮影した映像そのもの、という体裁をとっています。「特別な手法による映像は、ご鑑賞時の体調によっては車酔いに似た症状を引き起こす可能性がございます」なんて警告文をつけているくらいだから、かなり覚悟して観にいきました。実際の映画を観てみると、なるほど全編にわたってすごい手ブレしまくり、視界は何度もぐるんぐるん回る、かなり激しい映像でありました。

 しかし座席が劇場の後ろめだったのと、スクリーンのなかで唯一ブレることがない字幕を読んでいる時間もあるせいか、観ている最中に気持ち悪くなるようなこともなく、かえって常に揺れ動いている画面、ときに途切れる映像、映してほしい対象がフレームの外などなど、徹頭徹尾ただひとつのカメラ (視点) から、それも素人が撮った映像 (という設定) のみで描かれていく事件の様子がリアルで、自分が実際に劇中の登場人物たちと一緒にニューヨークの街を逃げ回っているような臨場感を味わうことができました。ここぞという大事なシーンはちゃんとピントが合うしね(笑)。観ていて心臓バクバクするシーンがいっぱいありましたよ~。

 どんな状態になってもハンディカムを手放さないハッドの根性ってすごすぎない? とか、かなりの負傷をしていて、肩を借りないと歩けなかったベスが、その数分後には全速力で走ってるよ! とか、後になってみたらいろいろ突っ込みたくなるところがあるんですけど(笑)、観ている最中はめまぐるしく動く画面を追っかけるのに忙しく、そこまで考えられなかったなぁ。

 事前情報がほとんど与えられないままで観てるので、映画が進むなかで得られる情報を咀嚼するのに忙しいということと、この映像面の斬新さに目を奪われて夢中で観てしまうタイプの映画で、ストーリー的にはすごく凝ってるということはありません。ロブのためのサプライズ・パーティの場面でキャラクターたちの人間関係を簡潔に説明したら、あとは怒涛の展開になだれこんでいっちゃいます。限られた登場人物の個々の性格づけがわりとはっきりしているから、パニック状態のなかで闇雲に逃げ回るだけでなく、彼らの言動やロマンスという人間ドラマの部分もそこそこ観せてくれておもしろかったです。

 ただ、結局この“破壊者”の正体がなんだったのか、いったいそもそもこの事態はどうやって引き起こされたのか、という謎の部分は解明されないままなので、消化不良な感じが残るのは否めませんね~。わたしは『エイリアス』や『LOST』という海外ドラマを、途中のシーズンから観るのを中止しちゃってます。というのも、これらのドラマもあまりにも謎が多すぎて、しかもそのたくさんの謎は話が進むほどに深まっていく一方で全然解決しないもんだから、「もういい加減にしろぉっ!」という気分になってしまったからなんですね。なんか、この『クローバーフィールド』も同じ匂いがするような気が…(笑)。

 まぁ『エイリアス』はすでに完結しているので、最後まで観たらそういうモヤモヤは解消されるのかもしれませんけど。『クローバーフィールド』も製作が決定したという続編でいろいろ謎のままだった部分がハッキリすることを期待したいです。断片的に与えられる情報からいろんな推測をめぐらせて、次の展開を予想して意見を戦わせるのも確かにおもしろいし盛り上がるけど、引っぱるだけ引っぱってなにも解決せず、また次に期待させるってのはやりすぎてはイカンと思うのであります (←単にわたしが短気者なのか??)。

 でも、この『クローバーフィールド』はプロモーションで煽るだけ煽っておいて、実際映画を観てみたら拍子抜けしてしまった、という映画ではなかったし、かなりおもしろい部類に入ると思います。こんな感想をアップしておいてなんですが、できるだけ内容に関する情報は入れないで観たほうが、絶対楽しめる映画だと思います。

●映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』の公式サイトはコチラ
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by nao_tya | 2008-04-09 23:17 | 映画感想etc.
〔ストーリー〕
 魔法の王国“アンダレーシア”に暮らすジゼルは、ある日夢に見ていたエドワード王子と出会い、結婚することに。ところが、ふたりが結婚することによって王位を手放すことになるエドワード王子の継母で魔女のナリッサ女王が、ジゼルをだまして井戸に突き落としてしまった。ジゼルがたどりついた場所は、なんと現実世界のニューヨーク! 見知らぬ世界で途方にくれるジゼルに声をかけてくれたのは、離婚専門弁護士のロバートとその娘モーガンだった…。


原題:ENCHANTED
監督:ケヴィン・リマ
脚本:ビル・ケリー
出演:エイミー・アダムス、パトリック・デンプシー、スーザン・サランドン

 ディズニー映画の『魔法にかけられて』を観てきました! 監督はケヴィン・リマ。この映画、エドワード王子が感激の歌(?)を歌いだそうとしたら、自転車が背後から押し寄せてあえなく下敷きに…、というディズニー映画らしからぬ予告を観て大ウケして以来、ず~っと観てみたかったんですよね(笑)。

 オープニングは昔なつかしのセルアニメでディズニー・ワールド全開! その滑らかな動き、美しいファンタジーの世界は、さすがアニメーションの老舗、ディズニーの底力って感じです。そこからいきなり現実の世界へキャラクターたちが飛び込んでいくわけですが、アニメの世界から現実への流れがスムーズで素直に入っていけました。

 アニメ・キャラクターを生身の人間が演じるってどうなの? と思ってましたが、エイミー・アダムスやジェームズ・マースデンはハイテンション&オーバー・アクションで見事に役にハマりきってました。ほんとアニメの世界からそのまま抜け出してきた感じ。彼らは現実世界では周囲から浮きまくってますが、当人たちがいっこうに気にせず、自分のキャラクターを貫きとおす姿はかなり笑いを誘います~。

 ジゼル役のエイミー・アダムスがプリンセスというには少々年齢が上なこと、なのに善良が過ぎて天然ボケな性格だったりとか、カッコいいはずのエドワード王子が現実世界ではどうしようもなく2.5枚目だとか、彼らの行動のズレっぷりのなにもかもがオカシイ(笑)。

 とにかく、ディズニー映画のお約束をこれでもか! とばかり自ら笑いのネタにするその根性はまさに“あっぱれ”のひと言に尽きます。ここまでセルフ・パロディを鮮やかにやられると、ディズニー映画を揶揄するような映画を作ってきた他社はこれからやりにくいでしょうねぇ。

 しかもこの映画、自分で自分を思い切り笑いのめすだけじゃありません。各所に歴代のディズニー映画へのオマージュもたっぷりで、いくつかディズニー映画を観たことがある人ならかなり楽しめるはず。自虐的な笑いをふりまきつつ、きっちりポイントを抑えて王道をいく展開を見せて、最後はしっかり昔ながらのお約束、“そして彼らはいつまでも幸せに暮らしました”というめでたしめでたしで終わるのは本当にお見事~。

 まったく相容れないように思えたファンタジーの世界と現実の世界が、少しずつファンタジー寄りになって、最後はうまく調和がとれた状態になる、そのタイミングのとりかたが非常にうまい脚本だと思います。現実の世界にファンタジーが忍びよっていく(?)象徴みたいなのが、セントラルパークでのミュージカルシーンだと思いますが、もうここはまるっきりディズニーランドのパレード状態。背景にあるのがシンデレラ城でないのが不思議なくらいで、すごく楽しかったです。

 これまでのディズニー映画を観たことがない人や、子どもさんにももちろんお勧めですが、この映画を一番おもしろく観ることができるのは、元からディズニーのファンだった人じゃないでしょうか。
 この『魔法にかけられて』で「ここまでやるか、ディズニー!」というところまでやっちゃったプリンセス映画を、ディズニーがこれからどう展開させるのかが非常に気になりますな~。案外次作は反動ですご~くオーソドックスなプリンセス映画になっちゃったりして??

 残念だったのは、ロブの恋人ナンシーを演じたイディナ・メンゼルが歌うシーンがなかったことかな。『RENT』役のモーリン、決して好きなキャラクターではなかったけど、その歌唱力はすばらしかったので、ぜひもう一度彼女が歌うのを観てみたかったです。あと映画を観ている間じゅうジェームス・マースデンの顔は記憶にないのに、なぜか“アゴ”だけは知っている気が…、と思っていたら、彼は『X-MEN』シリーズのサイクロップスだったんですね~。どおりでアゴに見覚えがあるはずだよ(笑)。

●映画『魔法にかけられて』の公式サイトはコチラ
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by nao_tya | 2008-04-07 22:03 | 映画感想etc.
 以前からランチをよく食べにいっている『饂飩とふかし料理の店 はたごはん』で初めて夕食を食べてきました! ランチがおいしいので、一度は夜も食べにいきたいと思っていたから念願かなってすごくうれしかった~(笑)。5人で食べにいったので、品数もたくさん頼めたし、かなりの満足度でございます♪

a0005060_14342686.jpg お酒のアテにぴったりな「カマンベールチーズのフリット」。表面はカリッ、なかはチーズがとろ~りととろけてておいしい! 添えられたイクラが塩気をプラスしてくれるのもいいですねぇ。

a0005060_14345046.jpg お次は「茶美豚の蒸しサラダ わさび醤油ドレッシング」。このお店で初めて食べるふかし料理 (蒸し料理) です! 豚肉がやわらか~い。蒸されることで余分な脂が落ち、あっさりしててウマウマ。使われてるドレッシング、めっちゃ好みです。自家製なのかな~。

a0005060_1435628.jpg こちらは「茶美豚の角煮」。お皿には大きな塊がごろ~んと入っててなかなかのボリュームです。おはしで楽々切り分けられるくらいに煮込まれた角煮、脂身がとろっとろでおいひ~。練り辛子をつけて食べるのもおいしいです。

a0005060_14351912.jpg 「お造り盛り合わせ (3種)」の中身は鯛、ハマチ、エビでした。写真のもので3人前。エビも鯛もおいしかったですが、ハマチが脂のりまくり!

a0005060_14354360.jpg 揚げ物の「里芋のコロッケ」。里芋にしっかり味付けがされているので、なにもつけずにそのまま食べておいしいという一品でした。ひと口大のコロッケはおいもがホクホク♪

a0005060_14355713.jpg 「こだわり卵の出汁巻き」。すいません、ひと口かじってから写真を撮ることを思い出しました…(笑)。出汁がしっかりきいたジューシーな卵焼きで好き好き~。

a0005060_14362938.jpg ふかし料理2品めは「黒毛和牛のせいろ蒸し」。牛肉の下にぎっしりと敷かれた野菜と一緒に、ごまだれでいただきます。お肉やわらか~! とろける~っ!

a0005060_14372345.jpg この料理の名前がどうしても思い出せない…(笑)。
 白いドームを突き崩すと、なかにはエビマヨが入ってます。衣がちょっと変わってて、シャクシャクした食感なのがいいわ~。これ、なかなかおいしいかったです。
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a0005060_1438361.jpg こちらは「つくしの卵とじ」。春っぽいメニューですよね。つくしって苦味があるのかな~と思ってましたが、卵とじのさとう醤油の味が勝っていて、あまりつくしそのものの味はわからなかった感じ。

a0005060_14381885.jpg 〆は「ミニあんかけ卵とじうどん」にしてみました。ランチメニューの親子丼のバージョンアップ版が一番食べたかったんだけど、もうお腹が限界に近く (←食べすぎ!/笑)、麺類にしました。ここのおうどんはお出汁が本当においしい。そしてうどんもむっちりしててウマ~イ!
 料理のなかには2人前、3人前頼んだものもあり、ビール・焼酎というアルコールも飲んで5人で25000円程度でした。おなかいっぱいになったしおいしかったしで、かなりのお得感~♪ 前日までに要予約の宴会コースも魅力的だし、またぜひ食べにきたいです!

饂飩とふかし料理の店 はたごはん
 住所:大阪市西天満1-7-12 トミイビル1階
 TEL:06-6311-0014
 OPEN:ランチ 月~土11:30~14:00
      ディナー 月~金18:00~23:00 (L.O.22:30)、土18:00~22:00 (L.O.21:30)
 定休日:日曜、祝祭日
 
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by nao_tya | 2008-04-02 12:38 | 食べものたち