映画や本の感想アレコレ。ネタバレにはほとんど配慮してません。ご注意! 


by nao_tya
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 クリスマスイヴを含めた三連休といえばまぁ映画を観にいくくらいで、基本的に自宅でだら~っと過ごすことが多いわたしですが (だって23日が天皇誕生日になって以来、どこに出かけてもすごい人出で疲れるんだも~ん)、今年のわたしは違うのだ。ミュージカルのマチネを観て (観たのは『RENT』です)、その後はなんとクリスマス・ディナーへ行ってまいりましたですヨ!

 ディナーをいただいたのは北浜にあるフレンチ、『La Tortuga (ラ・トォルトゥーガ)』さん♪ 大阪ではガツンとガッツリ系ビストロとして有名ですな。T子ちゃんが以前に食べにいったことがあって、うらやましくていいな・いいな、と云っていたらクリスマス・ディナーを予約してくれたのです。うきゃ、うれし~っ!

 クリスマス・ディナーは二部制になっていました (5時半からと8時から)。席に案内されるとメニューが印刷されたカードのうえにかわいい松ぼっくりが♪ うーん、クリスマスらしい雰囲気ですね。店内は満席状態で、やはりカップルさんが多かったですな(笑)。で、メニューを眺めながら出てくるお料理に思いをはせて待つことしばし…。

a0005060_14294661.jpg やってまいりました前菜です! カードによりますと「シャンドエルブ 田中さんのスープ トプナンプール、仏産フォアグラ パンドエピス、タラバガニとアボガドのガトー」となってます。
 トプナンプールって菊芋のことですね。ほんのり甘くてとろりとしてておいしい♪ フォアグラは口のなかでじゅわっと脂がとけていく感触がたまらん。こってり濃厚~。
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 3品のなかで一番好きだったのがコチラ (←)、タラバガニとアボガドのガトー。アボガドがとっても濃くて、タラバガニがふわっと甘くてウマ~イ!

a0005060_14304661.jpg 続いては「岩手短角牛のア・ラ・モード 川徳牧場のヨーグルトとエルブのソース」なり。
 エルブってフランス語でハーブのこと。ヨーグルトの酸味とハーブの風味がすっきりさわやか~なソースでした。短角牛がほとんどレアで“血もしたたる”って感じなんだけど、まったく生臭さがなくってむっちりしててウマウマ。下に隠れてるテリーヌもぱっきりと濃ゆいお味で好き好き~。

a0005060_1431356.jpg メインの魚料理は「岩手八幡平 姫マスのポワレ、宮楠農園 野菜のブレゼ」。
 姫マスの皮はパリッパリで中はしっとりとやわらか~い。添えられた野菜のブレゼ (蒸し煮)、すごい種類の野菜でもりだくさんです。なかにちょっと苦味がある野菜もあって、それがまた塩加減バツグンのソースと合うのよ~、おいしいのよ~♪

a0005060_1431245.jpg メインの肉料理はジビエ! 「エゾ鹿のロティと肩肉の赤ワイン煮 パータフィロ包み シャンピニオン・ド・パリ」でございました (ジビエが苦手なら予約確認時にほかのメニューに変更も可だったそう)。
 ロティのお肉がとにかくブ厚くって迫力満点! そしてすごく濃い~、しっかりとした“お肉”の味が楽しめるひと品。赤ワイン煮のほうはもうまったくロティとは味が違うんだけど、やっぱり濃厚。どっちの料理もガツ~ンとキた! 赤ワインがすごくおいしく飲めちゃう味です。

a0005060_14314890.jpg デザートは「吉田牧場 リコッタチーズのソルベと栗のハチミツ」。ソルベがチーズの味がしっかりするんだけど後をひかないアイスでおいしい! 栗のハチミツはすごくこってりとした蜜で甘~い。ふたつを混ぜるとこれまたうまいっ。

a0005060_143237.jpg そしてもう1品デザートが。「タルトショコラショ グアナラ、和歌山根来さんのみかん クレープシュゼット」で、タルトショコラショがめっちゃ濃厚なチョコタルトでチョコレート好きにはたまらんものがありました。あと、表面にちょっと焦げ目がはいってるこのみかん、ほんのりあったかくって意外なくらいこれがウマイっ。クレープもとろ~っととろけるようでおいしかった~。

a0005060_14321995.jpg 最後はエスプレッソをいただいてはちきれんばかりのおなかをなだめました。
 今回、飲み物はグラスワインにして、シャンパン、赤、白を1杯ずつにしたんですが、アルコールをひかえておいて正解! いつものようにT子ちゃんとボトルを1本頼んでたら、ぜったい完食できなかったと思います。それくらいすごいボリュームのお料理でした! また全部おいしいから食べちゃうんだわ~(笑)。

 ちなみにクリスマス・ディナーはひとり8950円でございました。↑の飲み物をあわせてお会計はひとり12000円ってとこでした。クリスマスにこの味であれだけのボリュームならすごい満足感があります。ただ、二部制なのでわたしたちは5時半からの組だったんですが、ラストになると次の組の方たちがお店の外で待ってるのが見えちゃうんですよね。で、ちょっと落ち着かなかったのが残念。今度は普通の日にお邪魔して、じっくり腰をすえてお料理とワインをいただきたいです!

a0005060_14323595.jpgLa Tortuga (ラ・トォルトゥーガ)
 住所:大阪市中央区高麗橋1-5-22
 TEL&FAX:06-4706-7524
 OPEN:ランチ 11:30~14:00
      ディナー 18:00~22:00
 定休日:日曜

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by nao_tya | 2007-12-26 14:34 | 食べものたち
 年末は仕事と食べ歩き (←忘年会ね) に忙しく、ブログの更新をサボっておりましたが、年末年始のお休みに入ったのでまとめて更新していきたいと思いまーす。

 ここ数年事務所の忘年会の会場はイタリアンの『ポンテ・ベッキオ』さんだったんですが、そろそろ目先を変えてみますか、ということで今年は中華! 北新地にある『星華 (ほしのはな)』さんへお邪魔いたしました♪
 予約をとってからしばらくして出た雑誌『Hanako WEST』の「2007年、おいしい店グランプリ」で中華部門の準グランプリに輝いたお店です。雑誌が出てからだと予約もとりにくくなってたと思うので、タイミングが良かったわん。

a0005060_15174983.jpg 付き出しはスペアリブでした。黒酢が使われていてこってりと濃厚。ウマ~ッ! これ、食事が始まったばっかりなんだけどいきなり白ご飯が食べたくなる味だったわ(笑)。

a0005060_1518134.jpg 前菜の盛り合わせ3品はお魚、キクラゲ、鶏肉。鶏肉はかかってるネギタレが塩味でさっぱり系のお味。お魚もぷりっとしてておいしい。で、このなかで一番好きだったのがキクラゲね。これの甘酢がとにかくめちゃくちゃオイシイ。今まで食べたキクラゲのなかで一番うまかったと断言できます!

a0005060_15181665.jpg 確かミル貝の炒め物。ナンプラーが使われてるんですが、このしょっぱ辛さがとてもいい感じ~。正直、今までナンプラーってクセが強くてあまり好きじゃなかったんだけど、これを食べて目からウロコがとれた感じ。いっしょに炒められた野菜がシャキシャキ、ミル貝(?)はコリコリで、歯ごたえもいい。おいしかったです。

a0005060_1519788.jpg フカヒレのスープ。フカヒレだけじゃなくて、白子にホタテまで入ってました。とろ~っとしたスープで身体がほこほこと暖まります。濃厚なスープが白子にからんでウンメ~っ。

a0005060_15191819.jpg こちらは伊勢えび! これ、スープがナニ味ともいいがたく、でもすっごい海鮮のエキスが出てる感じでおいしい。えびそのものもぷりんぷりんでかみしめるとじゅわっと甘くてジューシー。カラから外しにくくて悪戦苦闘しましたがめっちゃおいしかった! それにわたしのところにきた部分はミソもついてて、これがまたうまいのなんの~♪

a0005060_15192641.jpg 和牛の炒め物。お肉がものごっついやわらかい! お肉なのにふわっとしてる感じなの。味はかなり黒こしょうがきいててピリリッとからいのがすごく美味。

a0005060_15194848.jpg これは鯛だったと思います。火はとおってるのにめちゃくちゃしっとりしてて全然パサついてません! 絶妙の火加減ですな~。ソースが不思議な味で、口にいれた瞬間は甘いんだけど、そのあとで唐辛子?の辛味がふわ~っと口のなかに広がります。今まで食べたことのないタイプのソースですっごくおいしかった。

a0005060_15201169.jpg 〆は海鮮おこげです。この大きな土鍋にいれたおこげの上に海鮮のあんをジュワーッとかけてくれました。この音がもう食欲をそそるんだよね~。海鮮がまためちゃくちゃたくさん入ってて下のおこげが見えない(笑)。お酢のきいたあんで後口すっきり。かなりおなかが一杯だったけど食べちゃうんだな、これが~(笑)。大変おいしゅうございました!

a0005060_15203445.jpg デザートは杏仁豆腐かマンゴープリン。わたしは杏仁豆腐をチョイス。希望すればココナツソースをかけてくれますが、わたしはかけないほうが好き~。この杏仁豆腐、すっごいゆるーくトロトロでおいしい。こんなにふわふわトロトロの杏仁豆腐、初めて食べましたよ。

 というわけで、付きだしからデザートまで全9品、10000円のおまかせコース (飲み物は別途) でございました! 素材からなにからちゃんと中華なんだけど、どこか新しい中華で食べたものみ~んなおいしかった♪ 準グラ受賞も納得でございます。

 あと、中華って大人数じゃないと品数が食べられないイメージがありますが、ここは最後の海鮮おこげ以外はすべて1品ずつひとり分をお皿に盛り付けてくれるのでそんな心配も無用なのがうれしいな~。2人でもOKな中華ってありがたいです。今度は友人とお邪魔するぞ!

 お店はエレベーターもないちょっと古めの(笑)ビルの3階にあって、そんなにキャパが大きくないので行ってみようという方は要予約ですぞ。8人までなら入れる小さな個室もあります。

星華 (ほしのはな)
 住所:大阪市北区堂島1-3-8 堂島リンデンビル3階
 TEL:06-6346-5558
 FAX:06-6346-5531
 OPEN:17:30~22:00 (L.O.) (現在はランチはお休みされているそうです)
 定休日:日曜、祝日
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by nao_tya | 2007-12-21 15:26 | 食べものたち
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 いつも食いしん坊のわたしに福井の名産を送ってくれるうーまるさんが、またしてもおいしい和スイーツを送ってくれました! 福井では「冬はこたつで水ようかん」という習慣があるそうで、その水ようかんをいただいてしまったのです。うひょひょ♪

a0005060_10221719.jpg 件の水ようかんは『朝日風月堂』さんのもの。高さ2センチくらいの平べった~い箱に入ってました。“水ようかん”というと小さな丸い容器に入った水ようかんが一般的なので、まずはこの薄くて平たい板状のようかんってのがそもそもおもしろいゾ。
 で、紙箱の中身は↓のようになっちょります。

a0005060_10223743.jpg 冷蔵庫でよーく冷やしたあとでペリペリとビニールをはがしてみますと、テリテリ・ツヤツヤな水ようかんが登場~。板状の水ようかんにはちゃんと切り目が入ってて、ひと切れずつ取り出しやすくなってました。付いてたヘラを使ってすくいだしてみると、水ようかんがプルプルしてます! ではではさっそくお皿に移していただきま~す♪

 食べてみるとひんやり・つるる~っとした喉越しで食べやすくておいし~♪ 黒糖のこっくりした旨みとすっきりした上品な甘さもイイわ~。普通のようかんみたいにネチっこい重さがないからほいほい食べちゃう。き、危険なり(笑)。
 箱を見たときけっこう大きいとか思っちゃいましたが、このなめらかな口当たりだと1箱くらいは軽いですな! 福井の伝統はやはり侮りがたし。うーちゃん、本当にいつもいつもおいしいものをありがとう!! 母とふたりでとってもおいしくいただきました~♪

朝日風月堂
 住所:福井県丹生郡越前町西田中8-34
 TEL:0778-34-0062
 FAX:0778-34-0144
 サイトはコチラ
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by nao_tya | 2007-12-13 23:23 | 食べものたち
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a0005060_12373595.jpg 先日、母方の祖母のところへ行ったときになにか手土産でも…と買った『クラウディア』のタルトがけっこうおいしかったのでご紹介。
 この『クラウディア』、JR住吉駅のターミナルビル「Liv (リブ) 住吉」のなかに入っているテナントなんですが、ネットで調べてもほかに支店とかないみたい。けっこう地味な存在!?
a0005060_12374722.jpg ひとつひとつのタルトは細長い棒状。2~2.5センチ×12~13センチってとこでしょうか。お値段は1本200円~230円くらいだったかな。こぶりだしこんなもんかなって価格設定ですよね。

 タルトのバリエーションはいろいろで10種類くらいはあったと思います。小さめなのでひとりでも数種類買って食べらそうなのがうれしい(笑)。
a0005060_1238075.jpg ←の写真で上から順に、松の実のタルト、ピスタチオとベリーのタルト、いちじくのタルトとなってます。まるごと1本ずつ食べたんじゃなくて、すべての味をみなで等分にしていただきました♪

 底の生地がサックサクでほどよい甘さでおいしいですよ。このなかではいちじくのタルトが一番好きだったです。ツブツブの食感がイイわ~。
 まだ食べてないタルトもあるので、また機会があったら買ってみようと思いま~す。

クラウディア
 住所:神戸市東灘区住吉本町1-2-1 リブ住吉1階
 TEL:078-854-7884
 OPEN:10:00~21:00
 定休日:リブ住吉に準じる
 *な、なんと! また買ってみようと先日お店にいってみたら、
   「12月25日をもちまして閉店いたしました」との貼紙が!
   がーん、まだ食べてない味もあったのにショック…。
   またどこかにお店ができないかなぁ。
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by nao_tya | 2007-12-12 22:43 | 食べものたち
 久しぶりに本屋さんをウロウロしていたら、よしながふみさんの『きのう何食べた?』 (講談社) の1巻が平台に並んでいるのを見つけてソッコーでレジに並びました(笑)。
 これは「モーニング」に月イチ連載されているマンガで、たまに立ち読みしててコミックスになったら絶対買おうと思ってたんですよね~。

 主人公である筧 史朗 (43歳の弁護士) さんの日常生活といいましょうか、食卓をめぐるお話なんですが、この筧さん、実はゲイ。美容師の矢吹賢二さんと同居生活を送っているというのが普通じゃない! いや、ゲイが普通じゃないってことじゃなくて、読者のほとんどを男性 (しかもノンケの人が大多数と思われる) が占めているだろう青年誌に、こういう設定をもってくるってことが。この案を出したよしながさんもすごいけど、OKを出した編集部もスゴイ(笑)。これを読んでる男性のかたって、このカップルにどんな感想を持ってるのか聞いてみたいもんです。

 こうやって何話かまとまったものを読んでみると、『愛がなくても喰ってゆけます。』のときにも思ったんですが、よしながさんはほんっと~においしいものを食べるのが好きなんだなぁと、いっそ感動すら覚えます(笑)。だって出てくるお夕食1回ごとのメニューがすごく魅力的なんだもの! よしながさんの「食べる限りはマズイものは許せないっ」という、食事にかける意気込みが伝わってきますよ。でもめちゃくちゃ手が込んでる料理かというとそういうわけでもなく、家事全般が苦手なわたしでも、うっかりすると作れちゃうような、普通にスーパーで手に入る食材でできるレシピが紹介されているのが心憎いわ。

 そして、紹介されているお料理の数々をなんてオイシソウ! と眺めて楽しむだけでなく、筧さん周辺のお話もぬかりなくやっぱり楽しい。またそうやってぷぷっ笑いながらも、ちょっと考えさせられちゃったりするところがあったりもするのです。

 たとえば筧さんは自分がゲイであることはすでに高校時代に家族には知られているわけですが、このお母さんとのやりとりがなんとも云えない(笑)。母親は母親なりにゲイである息子のことを理解しよう、受け止めようとしてるんだけど、その努力がどうも斜め45度くらい間違ったほうへ向かっていて、しばしば筧さんをげんなりさせちゃうところとか、げんなりしてる筧さんに、「でもそれは身内なんだからしょうがないわよ」とさらっと云っちゃう料理友だちのおばさんがいたりするとことかね。他人だったら適度な距離を保てるのに、身近な人間ほどそれが難しいってのは「そうそう、そのとおり!」と思ってしまいました。

 筧さんと彼の恋人である矢吹さんとのやりとりも、ほのぼのしながら淡白に描かれていてあんまり生々しくないので、同性どうしの恋愛が心底苦手な人以外はけっこう普通に読めちゃうマンガのような気がします。お料理好き、あるいは食べるのが好きな人はぜひ一度お目通しを♪ わたしも1回くらいはこのコミックスに載ってるレシピで夕食を作っちゃうかも。主菜だけでなく副菜まで考えてくれてあるところが便利だと思う、献立を考えるのがとことん苦手ななおちゃなのでありました(笑)。
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by nao_tya | 2007-12-10 23:52 | コミックス感想etc.
〔ストーリー〕
 新粉細工職人の弥次郎兵衛は品川の売れっ子花魁・お喜乃に言い寄られ、彼女の足抜けを手伝うことに。その算段をつけにお喜乃の部屋を出ようとしたところ、首吊りをしようとしている男を目撃。なんとそれは弥次さんの幼馴染で売れない役者の喜多八だった。首尾よく足抜けを果たした3人は、病に倒れた父に会いたいというお喜乃を故郷まで送り届ける旅に出るのだが…。


監督:平山秀幸
脚本:安倍照雄
出演:中村勘三郎、柄本明、小泉今日子
 
 平山秀幸監督の『やじきた道中 てれすこ』を観てきました。わたしが観にいった劇場では1日1回しか上映してなかったけど、その1回こっきりの上映に観客は総勢5人。しかもエンドロールが流れるなかみなさん退席してしまい、明るくなった劇場に残っていたのはわたしだけ。さ、さみし~(笑)。わたし以外はちょっと年配のご夫婦2組でございました。歌舞伎、落語好きの方のツボをくすぐる映画なのかしら…。

 劇場内の空気はそんなわけでお寒いものでしたが、ストーリーは特にひねりもなく他愛ないものなのに、弥次さん (中村勘三郎)、喜多さん (柄本明)、お喜乃 (小泉今日子) と、主要な3人に芸達者な人を持ってきてるし、ほんのわずかなシーンにでも「え、こんな人が!?」という役者さんを登場させて、豪華というか贅沢というか、ある種もったいない感が漂う布陣で最後まで見せちゃった、という映画でしたな。そこそこ楽しめました。

 3人が旅をする道中でいろんなエピソードが出てくるわけですが、わたしは吉川晃司演じる浪人と鈴木蘭々演じるその妻のお話が一番楽しかったかも(笑)。お武家さんらしい格式ばった話しぶりから一転、方言まるだしのだれだれな様子になっちゃところとか、展開はわかってるのに笑かしてもらいましたよ~。

 ただですね、この映画には↑のような古典落語のネタが随所にちりばめられていて、それぞれにクスクスッと笑えるんだけど、落語のようにそのネタひとつで「おあとがよろしいようで…」とはならず、そこからまたストーリーが続いていくからオチがオチとして機能しきってないというか、全体的にちょっと中途半端な感じになっちゃった気が…。

 しかしまぁ、この「てれすこ」を1本の話として成立させている弥次さんとお喜乃のドラマの部分は、なかなかじ~んとさせるシーンもあって良かったです。特にてれすこを食べちゃった弥次さんが見る夢の話とかは、中村勘三郎さん、やっぱりうまいな~って思わせられちゃいました。

 予告を観た限りでは、もっとブッ飛んだハチャメチャな展開の映画なのかと思ってましたが、実際に観てみたらえらくていねいに作りこんであって、すごーくまともなちゃんとした時代劇だったのでかえって意外な感じ。もう少しハジけちゃってたほうが良かったかも?? これは中村勘三郎さんと柄本明さんがからむシーンが、思いのほか少なかったことがそう感じさせたのやもしれません。もっとふたりががっぷり四つに組むってな演技合戦を期待していたもんで…。

 そうそう、パンフレットのなかに (←このパンフレット、巾着袋に入っててかわいいです!)、映画のかなでも紹介されていた「狸の味噌鍋」のレシピが載ってまして、じっくり読んじゃいましたわ。いやぁ、うちの家の付近って実は狸が出没するんですよねぇ… (ナニをする気だ!?/笑)。

●映画『やじきた道中 てれすこ』の公式サイトはコチラ
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by nao_tya | 2007-12-08 23:35 | 映画感想etc.
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 『だいにんぐ穂の河』での食事が終わったあと、せっかく北新地まで来たんだし~、ということで『新世界 グリル梵』の「ビーフヘレカツサンド」を買って帰ることにしました。なんか前にもまったく同じようなことをしてます (以前の記事はコチラ) が、まぁ細かいことはお気になさらず…(笑)。

 相変わらずちょっと怪しげな雰囲気をかもしだしてるビルの入口から3階まで階段を上ってお店にお邪魔しました。イートイン2名とお持ち帰り1名の先客さんがいらして、できあがりまでしばらく待つことに。前回はお店の入口付近で待ってたんですが、今回はちょっと時間がかかるから…、と空いていたカウンター席に座らせてもらって待つことになりました。お茶まで出していただいちゃって、ありがとうございました~。

a0005060_11531038.jpg 待ってるあいだにトースターでパンを焼くいい香りがただよってきて、おなか一杯だったにもかかわらず食欲をそそられまくりでたまらんかったです、じゅるり。
 「梵」のヘレカツサンドはお肉とソースのうまさはもちろんだけど、そのヘレカツをはさむパンもそれに負けないおいしさがあるのです。あの匂いがパンのおいしさを証明してました!
a0005060_11553583.jpg お持ち帰りして翌朝食べたヘレカツサンドはやっぱりうンまかった♪ 酸味のあるピリッとしたソースに肉厚なのにやわらか~いお肉。それを支えるサックサクのパン。サイコーの組み合わせですな~。1人前1900円というお値段はお財布に痛いけど、食べると納得の1品でございます。また夜に新地にきたときは絶対寄って帰っちゃいますよ!

新世界 グリル梵』 (堂島店)
 住所:大阪市北区堂島2-1-34 3階
 TEL&FAX:06-6347-5007
 OPEN:17:00~25:00
 定休日:日曜、祝祭日
 サイトはコチラ
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by nao_tya | 2007-12-07 23:51 | 食べものたち
 12月に入ると世間は忘年会シーズン。わたしも第1弾の忘年会へ出かけてきました! 会場は『北新地 穂の河』さんが新しく出店した (以前の『北新地 穂の河』の記事はコチラ)、ちょっとカジュアルヴァージョンのお店『だいにんぐ 穂の河』さん。場所はやはり北新地にあって、『北新地 穂の河』よりひとつ南の通りのビルにあります。

 「北新地 穂の河」さんだとコース料理は8000円からしかないんですが、「だいにんぐ 穂の河」さんは3500円、5000円、6500円 (お値段はすべてサービス料、消費税が別途加算) のコースがあって、お財布にやさしいです(笑)。ほかに鍋料理もできます。今回は5000円の福のコースをいただきました~♪ 基本は和なんだけど違和感なく洋の素材や料理が入り込んでいて、おもしろかったしおいしかったです!

a0005060_1526516.jpg まずは先付から。
 なかに浮かんでいる物体、食べるまではてっきりお麩だと思ってたんですが、口に入れるとなんか違う?? そこで店員さんに聞いてみたところ、これがなんとパン! お出汁をよーく吸ってとろっとろになったパンでした。意外な素材ですが、出汁が濃くてすごくおいしかったです。

a0005060_15272495.jpg 2品めはお造里。
 横に長~いお皿に盛られてたので、全体を1枚に納めるとなにを写してるんだかわかんなくなるので2枚にしてます(笑)。

 内容ははまち、まぐろ、鯛だったかと。それぞれ2切れくらいずつですが、どれも新鮮でぴちぴち~。特に鯛が甘くておいしかった。
a0005060_15274069.jpg わさびの横に添えられている白い物体は卵白をあわ立てたものだと思うんですが、なんのためについているのでしょーか。いや、別にお刺身につけて食べてもいいんだけど、さして味は変わんないように思えたので。彩り??

a0005060_15275019.jpg お吸物ははもでした。
 器のなかの紅色、にんじんのように見えますが実はトマトです。お吸物にトマトって!? と思いましたが、お吸物というより具だくさんのスープって感じ。食べてみると違和感なかったですねぇ。はもがほこほこでおいし~♪

a0005060_1528479.jpg 続いて焼八寸。カニと白身魚 (お魚の種類は聞くのを忘れた…) です。
 カニが、カニが、めっちゃおいしかった~っ! 子持ちセコガニなんですが、この子の部分がショリショリというかプツプツというかなんともいえぬ歯ごたえ。小ぶりなカニだからあっちゅー間に平らげちゃいました。あ~、もう1杯食べたかった…。
a0005060_15283180.jpg セコガニのインパクトには負けますが、焼き魚もウマウマです。
 しっとりホクホクで、写真には写ってませんが、添えられたポン酢(?)をしみこませた大根おろしと一緒に食べるとうまさ倍増!

a0005060_1529830.jpg 煮物はトリのミンチを湯葉巻きにして、軽く焼いたものが野菜あんかけになって登場。
 あんかけがけっこうしょうがが強くて、おいしいんだけどもう少ししょうがが控えめだともっとうれしいな~って感じでした。
 トリ肉の正体がなんなのかよくわからなかったんですが、このトリ肉のクセを中和するためにしょうががきつかったのかな~?

a0005060_15292061.jpg 台物は生麩でできたラザニアでした。
 生麩のラザニアがトロトロですっごくおいしい! 教えてもらわなければこれが生麩だとはわからなかったかも。ボロネーゼソースとベシャメルソースもすごく好みの味で、ホクホクおいしくいただきました。

a0005060_15295268.jpg 最後の食事は焼きおにぎりのお茶漬け。
 おにぎりを崩すとなかにはじゃこがぎっしり入ってました。このジャコの味がかけられた出汁にしみだしてきて、ますますおいしさアップ。おにぎりの上にかけられてた刻んだしそもいい香りでした!

a0005060_1530350.jpg デザートはきなこアイスとチーズケーキ。に見せかけた豆腐でございました。
 チーズケーキだと思い込んでパクッと食べた瞬間、「違う!」というのはわかったんだけど、頭がチーズケーキと思い込んでいるもんで、とっさに口のなかにあるものがなんなのか判断できずに固まっちゃいました(笑)。ビックリしたけどなめらかでおいしかったですよ~。

だいにんぐ 穂の河
 住所:大阪市北区堂島浜1-3-22 ビル堂島タウン1階
 TEL:06-6345-0367、5689
 OPEN:ランチ 11:30~13:30、ディナー 17:00~22:30ころ
 定休日:日曜、祝日
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by nao_tya | 2007-12-06 23:32 | 食べものたち

湯たんぽ生活

 ここ数日、寒さがいよいよ厳しくなってまいりました~。わが家は築30年を超えており、最新の家に比べて密閉度がかなり落ちるのです。要するに締め切っていてもそこはかとなく寒いのですぅ。究極の寒がりのわたしには冬は辛い季節でございます…。

 特に自室は昼間仕事で無人の状態であるため、帰宅して暖房器具をつけてもなかなか暖まらないのが悩みのタネ。少しでも温もろうと電気ひざ掛けを使ったりしてたんですが、それでも足元が冷える・冷える~。

a0005060_11505682.jpg で、今年は新兵器にご登場願いました! それがコチラ (←)、「湯たんぽ」ですっ。
 最近湯たんぽがはやっている(?)らしい、と聞いたときには「え~、湯たんぽってそんなにあったかいの?」と半信半疑だったんですが、事務所のU地さんから「湯たんぽってなかなかあなどれないよ~」と聞いて、ものは試しで購入してみることに。

a0005060_1151770.jpg 調べてみると、湯たんぽとひと口で云っても今はいろんな種類が発売されてるんですね~。わたしがチョイスしたのはドイツのファシーという会社が作っている湯たんぽちゃん。ちなみにドイツの湯たんぽ市場の半分はこのファシー製のものが占めているそうですよ~。ポイントは、ゴム製なのにかなり熱いお湯 (90度まで) を入れてもOKなこと、お湯の注ぎ口が → の写真のようにラッパ状になっていて、ぶきっちょなわたしでもお湯をこぼすことなく注げそうなこと、ですね。

 商品が届いた日の夜から早速、自室でパソコンをしてるときとかに膝の上や足元に置いて使ってみましたが、ほの温かさが長時間持続してなかなか具合がいいです! もともとついてるカバーはフリース素材だから肌ざわりもいいし。カバーの洗い替え用を、母にキルトで作ってもらおうとただいま画策中です(笑)。

 ちなみに、わたしが使っている注ぎ口から反対側までの長い側が30センチほど、短い側が20センチ弱のもので2リットルのお湯が入ります。お湯をわかすのが面倒っちゃあ面倒ですが、湯たんぽ、なかなかいいっす。夏は氷枕にできるところもポイント高いわ。とにかくこの冬は手放せなくなりそうな予感~。
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by nao_tya | 2007-12-05 23:51 | 雑記&日記

『老祥記』の「豚饅頭」

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 先日姉と元町方面にランチを食べに行きまして、南京町のあたりをとおりかかったときに姉から驚くべき(?)発言が! 「わたし、老祥記の豚まん、食べたことがないねん」
 え~!? 神戸に住んでン10年、幾度となく元町にも南京町にもきたことがあるのにあそこの豚まんを食べたことがないってかなり珍しくない?? ってなわけで、ランチを食べた直後だったにもかかわらず『老祥記』の「豚まん」を立ち食いしたなおちゃ姉妹です(笑)。

 老祥記は南京町でも超がつくくらい有名店で、週末ともなるとすごい行列ができることもあるんですが、このときは10分も並ばないで購入することができました。でもお店から出てくると並び始めたときの倍くらいに列の長さが伸びてたんで、本当にこういうのってタイミングです。
 ちなみに↑の写真は自宅用に買ったぶん (20個) です。豚まんを20個ってすごい数に思えるでしょうが、ひとつが小さい (直径6センチくらい??) からひとり5、6個はペロリなんですよ~。

a0005060_2356411.jpg ←豚まんのアップ(笑)。
 老祥記の豚まんは皮がほんのり甘くてもっちりしてます。なかに入っている豚にはけっこうしっかり味がついてるので、なんにもつけなくてもおいしい! お値段は1個80円です。

 店内ですわって食べることもできますが (この場合はひとり3個から)、南京町にきたらほかの屋台も覗いてぜひぜひ食べ歩きしてください。

a0005060_2357675.jpg 皮のなかの豚肉は肉汁たっぷり♪ とにかくジューシーなのでひとくちかじるとじゅわわ~っとこの肉汁が染み出てきて、うまく食べないとこぼれて服を汚すか少なくとも手がべたべたになるのでご注意を(笑)。

 できたてのホカホカを食べるのが一番おいしいと思いますが、家で蒸しなおしても充分イケます。蒸すほかに炒めたり揚げたりしても実はウマイ! わたしはカラッと揚げたのを酢醤油で食べるのが好き~♪

老祥紀
 住所:神戸市中央区元町通2-1-14
 TEL:078-331-7714
 OPEN:10:00~18:30 (売り切れるまで)
 定休日:月曜
 サイトはコチラ
 *元町商店街のなかに「老祥」というお店があって、こちらの豚まんもおいしいです!
  老祥記とビミョーに味が違うようなほとんど同じような…。
  こちらは地元民のお客さんがほとんどで、めったに並んでいることがありません。
  お財布とおなかに余裕のあるかたは食べ比べてみてくださいまし。
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by nao_tya | 2007-12-03 23:57 | 食べものたち