映画や本の感想アレコレ。ネタバレにはほとんど配慮してません。ご注意! 


by nao_tya
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映画感想:『バベル』

〔ストーリー〕
 モロッコの山道をいく観光バスにはアメリカ人夫妻、リチャード (ブラッド・ピット) とスーザン (ケイト・ブランシェット) が乗車していた。そのバスをどこからか放たれた一発の銃弾が襲い、運悪くスーザンの肩を打ち抜いてしまう。実はその銃弾はヤギ飼いの少年が最近手に入れたライフルで悪気なく撃ったものだった。やがてライフルの元の所有者として東京の会社員、ヤスジロー (役所広司) の名前が判明するのだが…。


原題:BABEL
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
脚本:ギジェルモ・アリアガ
出演:ケイト・ブランシェット、ブラッド・ピット、ガエル・ガルシア・ベルナル

 楽しいお食事会でワインを赤・白2本飲んで (5人で、ですよ!)、いい気持ちでおうちに帰った翌日はしっかりお仕事でしただ…。つ、辛いわ~。
 で、定時より少し遅れたけどけっこう早く仕事をあがれたので、その足で映画館へ。公開前から出演者の菊地凛子さんがアカデミー賞にノミネートされたりで、色々話題になっていたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バベル』を観てまいりましたですよ。

 わたしが観にいったのは某シネコンでしたが、そのなかでも一番大きな劇場での上映。たしかに話題作ではあるけれど、観た印象として“大作映画”って感じじゃないですね。ああいうでっかいスクリーンよりミニシアターなどで地味~に、でも長く上映されるのがしっくりくる映画だと思う。「GWだし久しぶりに映画を観ようかな~」とか考えた人が観にいくと、その内容にとまどってしまいそうな感じ。

 モロッコのヤギ飼いの兄弟とその家族、モロッコツアーへ参加しているアメリカ人夫婦、夫妻がアメリカに残してきた兄妹とそのベビーシッター、 日本の聾唖の女子高生と彼女の父親。それぞれの物語を単一でみるなら時間軸どおりの展開ですが、映画全体からするとエピソードごとに時間軸がズレて“今”がいったりきたり。最初はちょっととまどいます。
 でもそこまで複雑怪奇に入り乱れてるわけじゃないし、3つの家族は本当にか細い糸でしかつながっていない (しかも本人たちは最後まで互いを知ることもない) ので、観ていて置いてけぼりにされるようなことはありませんでした。

 それぞれの家族の物語はどれも切なく痛ましく、観ていてちょっとやりきれない気分になります。共通の言語があっても相手の気持ちがわからない。自分の気持ちも伝わらない。そのもどかしさと孤独感がスクリーンをとおして押しよせてくるようで、ひりひりするような痛みを感じました。ただ、断絶された関係の果てにかすかな希望の光が見えなくもなく、それがどうしようもないやるせなさのなかで救いとなっています。

 幼い子どもを亡くした互いの痛みを初めて口に出す夫婦、強制退去させられた母を迎えにくる息子、言葉にできないなにかを訴えてくる娘を抱きしめる父親…。みなが不確かな言葉からではなく、抱きしめた相手の体温から大事なものを感じとっているように思えました。
 この結末を甘いと感じる人と、ほっとした気持ちになる人と別れそうな気もしますが、わたしはほっとした口ですね~。あまりに救いのない物語はやっぱり観ていてつらいですから。

 しかし、そうしたほっとした気分を味わう一方で、映画のなかでは描かれなかったヤギ飼いの少年や、アメリカ人夫妻の子どもたちのその後のことが観終わったあとでジワジワと気にかかってきたりもします。
 自分の行動がきっかけで家族のひとりを死に追いやることになった少年と、信頼し愛してもいただろうベビーシッターに結果として砂漠に置き去りにされることになった兄妹たちが受けた心の傷は計り知れないものに違いなく、一度断ち切られてしまった人との絆を彼らが取り戻すのは、とても大変なことだと思うから。どちらもきっかけは悪気があってのことではなく、けれどとても軽率な行動が導き出した結果だけに、事態の思いがけない重さに打ちのめされた気分になっちゃいました…。

 あと、個々のエピソードはとても印象ぶかく訴えかけてくるものがあるのに、そのエピソードをつなぐモノがたったひとつのライフルしかないせいかまるでオムニバス映画のようで、ひとつの物語として「こんな風につながっていたのか!」という驚きに欠けてしまったようなのが残念だったかな~。余韻はあるけど大きく心を揺さぶって響いてくるものがなかった気がします。それでも色々と感じるものがある映画で、観てよかったなぁとは思うんですけど。もっとこうズシンとこたえるものがあるかと期待していたので、少々拍子抜けした気がしなくもないというか。

 そうそう、この映画を観て気分を悪くされたかたが何人かいらっしゃるそうで…。わたしは全然平気だったんですけど、多分チエコがクラブに遊びにいくシーンだと思われます。たしかにライトが激しく明滅していて、体調が悪いときに大画面で観ると酔ったような気分になるかもしれません。これから観にいかれるかたは、日本パートのクラブのシーンになったら、画面を凝視しすぎないようにご注意くださいませね。

●映画『バベル』の公式サイトはコチラ
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by nao_tya | 2007-04-28 23:15 | 映画感想etc.
 金曜日は定例の事務所会議でした。そして会議が終わったあとはお楽しみの食事会~♪ 今回は以前に一度お邪魔した北浜のフレンチ、『LA CLOCHE CHEF'S ROOM (ラ・クロッシュ・シェフズルーム)』へ。念願かなっての再訪であります。なんとほぼ1年ぶり!
 前回と同じく、前菜2種類と肉料理をアラカルト・メニューから選択できる7350円のコース。ゴージャスでございます~。

a0005060_18483670.jpg まずはアミューズ。鴨肉だったかな~。
 まさにひと口ぶん。パクっと食べたらおしまいのお料理ですが、これが横に添えられたジュレといただくとおいしいのなんのって! ジュレはホタテのエキスで作られてるそうで、旨味が凝縮されてます。

a0005060_1849989.jpg 冷たい前菜は「中トロとアボガドのセルクル詰め ファンゴッホトマトのジューとコンサントレ添え」。
 → の写真2枚はクリックするとどちらも一回り大きなものがポップアップで立ち上がります。

 トロもアボガドもこってりのとろとろ~。このコテコテな組み合わせに甘酸っぱいトマトのソースがよく合って、うま~いっ。
 お皿の横についている赤いシャーベットのように見えるのもトマトでできてます。
a0005060_18493079.jpg すごく甘いんだけどトマトの青酸っぱさもしっかり感じられて、単独で食べてもトロたちと合わせてもおいしい。

 添えられたパンにトロたちを乗っけてカナッペにしていただくと、パンのカリカリした食感が入ってまた良かったです♪

a0005060_1850022.jpg 温かい前菜は「キャベツに包まれた鴨股肉のコンフィーとフォアグラ」。
 こちらの写真2枚もクリックするとひと回り大きな写真がポップアップで立ち上がります。

 甘くてやわらかいキャベツにぐさぐさっとナイフをいれて切り分けると、なかには鴨がどっさり! じっくり油で煮込まれた鴨肉を、ていねいに細かく裂いてあります。
a0005060_18502812.jpg
 そしてほろほろっとした鴨肉のなかにはフォアグラも♪ 定番中の定番の組み合わせですが、うまいもんはうまいのじゃ~。
 甘くて深いソースもおいしくて、パンで最後までぬぐっていただきました~。

a0005060_1851055.jpg 本日のお魚料理。えーと、魚の種類が思い出せないっ。O野さんが覚えてたら追記します…。*マダイだったそうです~ (07.5.1追記)。
 お魚の下の白い部分は長いものソース。そして周囲の緑色は海苔! 長いものソースだけでも十分イケますが、海苔をあわせると磯の香りと香ばしさが出てウマウマですっ。

 横っちょにあるギザギザの葉っぱみたいなのは、実はお豆。かなり珍しいものだそうです。パリパリっとした食感でおいしかったです。

a0005060_18512993.jpg お口直しのグラニテ。
 柑橘系のさっぱりとした甘酸っぱさですっきり。
 器が写真ではちとわかりにくいですが、繊細なカットグラスでとてもきれい。こういうグラスでキンキンに冷やしたお酒をいただくとおいしいんだよねぇ。

a0005060_1853592.jpg 肉料理は「オーストラリア産仔羊背肉のロースト」。
 むっちりとした、硬いというのとは全然違うしっかり歯ごたえのあるジューシーなお肉。何度かかみしめてると甘みがじわわ~っと出てきておいひ~。

 骨肉なので、最後はちょっと行儀悪く手づかみで食べさせていただきました。だって骨についたお肉までこそげとりたくなるおいしさだったんですもの~。

a0005060_18533174.jpg デザートは「チョコレート風味のパン・デピス バニラアイスと共に」。
 クッキーよりちょいソフトなパン・デピスがビターでおいしい! なかにイチジクが入っていてプチプチした食感なのもかなり好き~。
 バニラアイスも甘すぎず、バニラビーンズたっぷりのさっぱり系でとってもおいしゅうございました。

a0005060_18535695.jpg 〆はエスプレッソで。こちらは普通においしい。うーん、やっぱりこの間飲んだ『イル・アルドーレ』のエスプレッソは特別だなぁ。

LA CLOCHE CHEF'S ROOM (ラ・クロッシュ・シェフズルーム)
 住所:大阪市中央区伏見町2-2-3 伏見ビル1階
 電話:06-4707-7558
 OPEN:ランチ 11:30~14:00、ディナー 17:00~21:00
 定休日:月曜日 (祝日の場合翌日休)
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by nao_tya | 2007-04-27 23:59 | 食べものたち
 JR住吉駅からすぐ、有馬街道沿いにある『住吉マル井パン』へ行ってきました。以前に記事をアップした『イル・アルドーレ』をとおりすぎて、もう少し北上したところにあります。
 わたしが中学生のころ (←ン十年前のことだ…) にはすでに存在したお店で、ベーカリーとかブランジュリなんてコジャレた名前より、“パン屋さん”という言葉がなによりしっくりくるお店です。

a0005060_12252457.jpg 人気があるので夕方遅くにはあまりお目にかかれないクリームパンがこの日は棚に並んでました! さっそくGet~♪

 ぷっくらやわらかいパン生地はしっかりした焼き目がはいって香ばしく、なかにはマル井特製のカスタードクリームがみっちり詰まっております。
a0005060_12254594.jpg このカスタードクリームがバニラビーンズが入っているわけでも、生クリームが混ぜ込まれているわけでもないのになぜかバツグンにおいしい!
 くどすぎない甘さと、たまごのおいしさがそのまま出たようなクリームで、ペロッと食べちゃいます。

a0005060_1225579.jpg こちらは母用のアップルパイ。ここのパンはいずれも焼き色がくっきりしてるのが特徴です。もちろん焦げているわけじゃなく、まさにこんがりとした焼き具合!

 こちらのアップルパイは母曰く「昔はもう少し甘かったんちゃうかな」とのこと。今はどこも甘さひかえめですもんね。時代に応じてレシピをアレンジしていくのが長く愛される秘訣なのかも。

a0005060_12261339.jpg 長いロールパンにソーセージがサンドされたパン。
 ふわっとしたロールパンをかみしめると、次に歯があたるのが皮がパキッとしてジューシーなソーセージという、この歯ごたえがたまらんです。
 ぷりぷりのソーセージに粒マスタードがたっぷりかけられているのもポイント高いわ~。

a0005060_12264478.jpg 明太子フランスです。
 明太子とフランスパンの相性がいいということを発見した人はいったい誰なんでしょーか。食べるたび、ちょっと表彰したい気分になります(笑)。
 トースターで軽く焼くと皮のパリパリ感が戻ってめっちゃウマイです。明太子もすきまなく塗られておりますよ。満足!

a0005060_1227482.jpg このパンの名前、“カレじゃが”だったか“じゃがカレ”だったか…。名前のまんま、カレー味のホクホクじゃがいもがフランスパンにサンドされております。
 実はチキンもなかに入ってるんだけど、じゃがいもに押されてあまりその存在感が感じられないのであった(笑)。
 スパイシーで、ビールのアテなどにぴったりなパンです。

a0005060_12272241.jpg ツナ、玉ねぎ、アスパラガスがサンドされたフランスパン。
 ツナの酸味と玉ねぎの甘味がクセになるお味。これまたトーストしたものをお酒と一緒にいただくと、ペースがついつい早くなってしまうのでありました~。

a0005060_12291041.jpg 最後はあんバタ。フランスパンに粒あんとバターがサンドされています。
 こってり塩気のあるバターと甘い粒あんの相性が良くて、おやつ感覚でぱくぱくぱく~っと一気に食べてしまいます!

 以前に比べるとマル井もフランスパン系のハードパンが増えてきたように思います。ハードパンが好きなわたしはこれって大歓迎♪ それにマル井のフランスパンサンドは端から端まで具がつまっているので本当に食べごたえがあるのだ。もちろんクリームパンに代表される昔ながらのパンや食パンなどもおいしいですよん。

 ところで「●●マル井パン」っていうのは神戸のあちこちにあるんですが、別にフランチャイズというわけでもないようで、いったいどういう関係なんでしょう? マル井で修行した人が独立するときにのれんわけのように“マル井”の名前を使うことを許可してもらうんでしょうか。どこのマル井もおしゃれというより素朴なたたずまいで、町のおいしいパン屋さんってイメージがあるんですけどね。

住吉マル井パン
 住所:神戸市東灘区住吉本町1-5-7
 TEL:078-842-0364
 OPEN:7:00~20:00
 定休日:第1、第3、第5水木
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by nao_tya | 2007-04-25 23:29 | 食べものたち
〔ストーリー〕
 ミネソタ州にあるフィッツジェラルド劇場では、ラジオショウ「プレイリー・ホーム・コンパニオン」の公開録音が始まろうとしていた。実はこのラジオショウは今夜が最終回。テキサスの大企業がラジオ局WLTを買収し、番組の打ち切りを決定したからだ。出演者たちはいつものように楽屋入りし、番組が始まるのだが…。

 
原題:A PRAIRIE HOME COMPANION
監督:ロバート・アルトマン
原案:ギャリソン・キーラー、ケン・ラズブニク
脚本:ギャリソン・キーラー
出演:メリル・ストリープ、リリー・トムリン、ギャリソン・キーラー

 10時上映開始のロバート・アルトマン監督『今宵、フィッツジェラルド劇場で』を観ようと思っていたのに、起きたとき時計の針は9時半をさしていた。ありえない…。公開終了間近で1日に1回しか上映してないのにっ。しかもそれは午前中でこの週末しかチャンスはないのにっ。
 しばし呆然としてしまいましたが、梅田の劇場ならお昼から上映があることを思い出し、行き先を三宮から梅田へ変更し、無事に観ることができました。やれやれ~。

 実を云いますとわたしはそんなに数多くアルトマン監督作を観ておりません。一番印象に残ってるのが01年の『ゴスフォード・パーク』だっていうんだから知れてますわな~。でも『今宵、フィッツジェラルド劇場で』はアルトマン監督の遺作だし、やっぱり観ておきたかったのでございますよ。

 長い歴史に幕をおろすことになったラジオショウの出演者たちが、最後の収録をこなしながら過ごす悲喜こもごもの一夜。出演者は誰もが最後だとは知っているけれど、そのことを口にしようとはせず、いつもと同じようにしゃべり歌い演奏する。とある事件というかハプニングが起こってもそれで上へ下への大騒ぎになるようなこともなく、舞台の様子はそれなりににぎにぎしいけれど、非常に淡々と静かに時間が流れていく映画でありました。

 でも、決して退屈するようなこともなく、ひと癖ふた癖ある個性豊かな面々の軽妙な会話や見事な歌がとても楽しかったです。群像劇なのでキャラクターたちに関する短いエピソードが切り取られていき、それをひとつずつを積み重ねていくことで、独特のやさしくって少し切ない雰囲気がかもしだされていたように思います。

 あと、ヴァージニア・マドンセン演じるところの“デンジャラス・ウーマン”に象徴されるように、映画全体に死の影がちらちらと見え隠れしていたのが印象的。この映画をつくっているときのアルトマン監督の体調がどんなだったのかはわからないけれど、やっぱり監督自身が自分の死を意識していたのかな~。

 デンジャラス・ウーマンのセリフに「老人の死は悲劇ではない」とあるように、アルトマン監督は“死”というものをすでに受け容れていて、人生のなかで人がいろいろな終わりを迎えるように、日常と地続きのなかで自分自身の終わり(死)がやってくる日を待っていたのかもしれません。

 俳優さんたちのなかでは、わたしはやっぱりメリル・ストリープに注目しちゃいましたね。この間彼女を観たのは『プラダを着た悪魔』だったので、モードの最先端でバリバリ仕事をこなすキャリアウーマン・ミランダと、このちょっとうらびれたおばちゃんくさいカントリー歌手・ヨランダとの落差がすごかった~。でもどちらも作った感がないのはさすが。歌う様子もあくまで自然体で力みがなく、なかなかよかったです。リリー・トムリンとの息もピッタリ。メリル・ストリープは『マンマ・ミーア!』の映画版の出演も決まっているそうで、彼女がどんな風にABBAの歌を歌うのか楽しみになってきました♪

 ウディ・ハレルソンとジョン・C・ライリーが演じた、お下劣な下ネタ連発のカウボーイ・デュオにはバカ笑いさせてもらいました(笑)。こんな掛け合い漫才みたいな“下ネタ大好き!”の歌が運転中にラジオから流れてきたら、笑いすぎてデンジャラス・ウーマンの二の舞になっちゃう危険性がありますな。

 ラジオショウは確かに終わってしまうんだけど、それは全ての終わりを意味するわけじゃなく、もしかしたらなにかの始まりにつながっているのかもしれない。映画のラスト、この“最後の夜”の数年後に顔を合わせた出演者たちの様子を観ながら、そんなことをしみじみと感じたのでありました。

●映画『今宵、フィッツジェラルド劇場で』の公式サイトはコチラ
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by nao_tya | 2007-04-22 23:48 | 映画感想etc.
 先日『ベッカーブルシュ』でパンを買いましたが、本日はそのすぐ近所、目と鼻の先にある『PANIFICIO Sivelli (パニフィチョ・シベリ)』へお邪魔しました。
 店名の“パニフィチョ”はイタリア語でパン屋さんという意味だそう。イタリア人シェフのシベリさんが、シチリアの天然海塩、六甲のわき水、自家製天然酵母などにこだわったパンを作っておられます。
 イタリアのパンを日本人の味覚にあうようにアレンジしてあって、なにを食べてもおいしいパン屋さん。大好きなお店のひとつです♪

a0005060_1929414.jpg 写真だとハードパンっぽく見えますが、ふわっとやわらかいクルミと蜂蜜のパンです。
 生地に蜂蜜が練りこまれてるんでしょうが、こってりした甘さではなく、ほのかに甘さを感じる程度。トーストしてもそのまま食べてもいい感じ~。

 難を云えばもっとクルミがゴロゴロ入ってるほうがうれしいかも。
a0005060_19401126.jpg これはわたしがクルミスキーだってのもありますが、この切り口の写真を見てもちょっとさみしい感じがしませんか!?

a0005060_19271599.jpg お次はお惣菜系のパンをふたつ。上側がトマト、下はタマゴのパンです。

 トマトのパン、上に乗せられたトマトがヘロ~っと薄いので「味がするんか?」って見かけですが、食べてみたらしっかり甘酸っぱいトマトの味がします♪ このペラさでこのお味。スバラシイ。
a0005060_19274025.jpg こちらは対照的にタマゴがたっぷり乗せられてます~。使われているマヨネーズがわたしの好みにジャストフィットなので、めっちゃおいしく感じます!

 どちらのパンも「ハイジの白パンってこんな感じかも」って思わせるやわらかいふわふわのパンで、とにかくウマウマ~。トッピングされてるものは濃厚な味ですが、パンがやさしいおいしさなのでふたつ一気に完食!

a0005060_19281624.jpg イタリアのパンで有名なものはグリッシーニかフォカッチャ。てなわけで、『シベリ』にくると買わずにはいられないのがこちらのフォカッチャでございます~。

 残念ながらイチオシのトマトのフォカッチャがなかったんですが、チーズ(写真上)とキノコ(写真下)のフォカッチャはGet!
a0005060_19291856.jpg ジャガイモが練りこまれた生地はむっちりのもちもちっ。どちらもハーブが効いていて非常にオイシイです~。

 あとお勧めなのが、フォカッチャをつかったサンドイッチ。これがまた絶品なのです。お店に入って右手の冷蔵庫のなかにあるので、お店にいらしたら覗くべし!

a0005060_1930473.jpg こちらはプレーンなフォカッチャ。オレガノがたっぷりでふわふわというよりフカフカという言葉がぴったりのパン。わたしは残ったパスタソースなんかをつけて食べるのが好き~♪

PANIFICIO Sivelli (パニフィチョ・シベリ)
 住所:神戸市東灘区田中町1-11-20
 TEL:078-436-8101
 OPEN:8:00~20:30
 定休日:無休
 *三宮のトアロード沿いにスイーツメインの姉妹店『I Dolci Sivelli (イ・ドルチ・シベリ)』が
  あって、こちらもお勧め。
  『I Dolci Sivelli』の楽天市場店ではイタリアパンのお取り寄せができます!
  楽天市場店はコチラ
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by nao_tya | 2007-04-21 23:41 | 食べものたち
 ビジョルドの『戦士志願』を半ばまで読み進めたところで、Amazonから『逆転裁判4』が届いてしまいました~。

 読み終えてからプレイしたらよかったんだけど、パッケージを見てたら我慢できずにやり始めちゃって、そうすると止まらなくなっちゃって、エンディングを観るまで通勤電車のなか、仕事の昼休みと、いつもなら活字をおっている時間のすべてをコレに注ぎこんでしまいました (←オバカ)。

 『逆転裁判4』からは主人公が代替わりし、王泥喜法介 (おどろきほうすけ) くんが弁護士役で登場。前作までの主人公・成歩堂龍一 (なるほどうりゅういち) が第1話の被告人に! ということは、事前に「逆転裁判」シリーズのサイトなどから情報を得ておりました。
 だがしかし、ナルホドくんがなんで弁護士の資格を失うことになったのか、という謎をはじめ、ナルホドくんの娘さんだというみぬきちゃんまで登場し、?マークだらけのスタートでございましたよ~。

 実は『逆転裁判3』はDS版が出てないので未プレイなんですよね (GBA版は近辺の店頭では見つからず、中古ショップでは高値がついてるんだもん)。そのせいでわからないことが多いのかと思ったりもしましたが、プレイしていくうちにすべての謎につながる「7年前の事件」は『逆転裁判3』とは無関係らしいことが判明。そうなると早く「7年前の事件」の真相が知りたくて、ますます寸暇を惜しんで熱中することに(笑)。

 『逆転裁判 蘇る逆転』で、DSならではの機能をつかった“カガク捜査”が出てきましたが、『逆転裁判4』でもこのカガク捜査で手がかりを追いかけるところがとても多かったですね。これがなかなか楽しいんだけど、指紋をとる粉を吹き飛ばすのを電車のなかでやるのはちょっと恥ずかしかったわ… (やったんかい!)。

 最終話ではなつかしの(?)サイコロックも出現し、今までの捜査方法をフル活用させる仕組みになってたのも、シリーズをとおしてプレイしている人間にはうれしいところかも。
 今回から新しく加わったのは、証言している人間がウソをついているときに、動揺から身体に現れるしぐさや変化を“みぬく”機能。これがけっこうわたしにとっては難儀で、先に進めなくなってイライラするのはたいていこの機能を使うところでした。

 謎解き自体はトリックがそこまで複雑じゃないので頭を悩ませるとまではいきません。でも、いくらトリックがわかっても、正しい手順をおって捜査し、正しいタイミングで正しい証拠を提示していかなければ詰まってしまう。最悪ゲームオーバーなんですよね。サイバンチョの木槌が恨めしいったらありゃしません。ゲームだからやり直せるんだけどさ~(笑)!

 ストーリー的にはみぬきちゃんのお母さんがいなくなってしまった理由がいまいち理屈にあわないこととか、オドロキくんの家庭環境はどうなってんの? とかいろいろ腑に落ちない部分もありますが、現実でももうじき開始される「裁判員制度」を取り入れたお話になっていて、おもしろかったです! 1話目からの伏線が一気にラストにつながって、ジリジリと焦らされていた謎が解けていく部分はかなりの爽快感ですよ~。
 ライヴァル検事にして人気ロックバンドのヴォーカリストという牙琉響也 (がりゅうきょうや、ってこれまたスゴイ名前だな/笑) とか、現実にはありえないキャラ設定も楽しいです。

 宝月茜 (ほうづきあかね) ちゃんの再登場や、亜内検事、サイバンチョなどおなじみのキャラクターの続投もうれしかった。
 ただ、そうなると前作まで重要な位置にいたキャラクターについてまったく触れられていないのが気になって気になって…。イトノコ刑事、マヨイちゃん、ミツルギ検事は7年後はなにをしてるの~!? いっそナルホドくんが出てこなければ割り切れるんだけど、ナルホドくんだけはガンガン出てくるから宙ぶらりんでキモチワルイんですよぅ。カプコンさん、続編でここらの収拾をつける気があるのかしら~。あと、『逆転裁判3』のDS版も出してほしいなぁ。

●『逆転裁判4』の公式サイトはコチラ
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by nao_tya | 2007-04-18 23:18 | 雑記&日記

『トミーズ』のパンたち

 仕事から帰ってきたら、母からいきなり「買ってきたで!」のひと言が。ナニを買ってきたのかと思いきや、『トミーズ』のあん食でございました(笑)。ちょっと前に姉夫婦が夕食を食べにきたときに話題になりまして、母が思いつきで買ってきたようです~。

 『トミーズ』はわが家では20年以上昔からお馴染みのパン屋さん。あまりにも身近すぎてかえって気がつかなかったんだけど、ここ数年くらいちょこちょこメディアに取り上げられて知名度もあがり、人気があるらしいのです。商品のなかで一番有名なのが「あん食」。要するに食パン生地にアンコが巻き込まれているのでございます。

a0005060_1132331.jpg こちらが件の「あん食」。「抹茶あん食」っていうのもあるんですが、今回は基本形のものです。
 アンコが入ってるだけに普通の食パンと比べたらずっしりと重いです! マーブル模様の断面がなかなか美しゅうございましょ?
 ふわ~っとした生地でそのまま食べてもいいですが、わたしはトーストして表面をカリッとさせてバターを塗るのが好み。アンコとバターって不思議に相性がいいんだよね。
 アンコの甘みがあっさりしてるのでぱくぱく食べられちゃいます。いつも思うんですが、けっこう側面にアンコが偏りがちなので、もっと中ほどにも入ってるとうれしいんだけどなぁ。

a0005060_11321811.jpg ほかにも買ったパンがあったので順にご紹介~。
 こちらはサツマイモが入ったパン。ほんのり甘いおイモがゴロゴロ入っていて、しっかりめの生地との相性がいいです。

a0005060_11323765.jpg 表面つぶつぶのコッペパンみたいなパンにクリームたっぷり。かなり甘い。わたしは好みじゃないんだけど、母はこういう菓子パンが大好きなのであった…。

a0005060_11324934.jpg キナコがたっぷりふりかけられてます。これ、すごくおいしいの~。大好きなパンです! トミーズさんのパンは見た目に華やかそうなのより、こういうちょっとゴツイ系の、和のテイストが入ったパンがおいしいと思うな。

 本店は神戸市東灘区の住吉台にありますが、ここは本当に住宅街の真ん中で道もわかりにくいと思うので、お勧めは三宮にある2店舗です。神戸にいらしたら「あん食」を一度お試しあれ~。あと、わたしは「もちもちスティック」もお勧めします♪
 母の情報によりますと、最近またテレビで紹介されたそうで、「あん食」の地方発送は2週間待ちだそう (07年04月中旬現在)。放送直後は1ヶ月待ちになったそうだから、うーむメディアの力ってすごいわ~。

焼きたてのパン トミーズ
 サイトはコチラ
 ●三ノ宮店
  住所:神戸市中央区北長狭通1-31 高架下35
  TEL:078-333-8820
  OPEN:8:00~20:00
  定休日:なし

 ● 三ノ宮東店
  住所:神戸市中央区琴ノ緒町4-1-5-393
  TEL:078-252-7693
  OPEN:7:00~17:00
  定休日:日曜日
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by nao_tya | 2007-04-17 23:33 | 食べものたち
 映画を観たあとは、メインイベントのディナーへ~♪ T子ちゃんに阪急豊中駅からすぐのところにある『Bistro LIPPEe (ビストロ・リッペ)』へ連れていってもらいました。
 豊中ってなんだか遠いイメージがあったけど、梅田から特急に乗ってしまえば15分ほどなんですね。近いわ~。

 ビストロ・リッペはかわいらしいおうちって感じのビストロでした。なかは山小屋みたいな雰囲気で、なかなか落ち着きます。とりどりの花が鉢植えされている坪庭(?)が見える窓際の席にとおしてもらいました。
 本日は前菜と肉料理が選べる3990円のコースをチョイスしましたです。

a0005060_10414460.jpg ひと皿めは小さな前菜。
 ニンジンとエビのゼリー寄せ(?)でした。オレンジの色があざやかでとてもキレイです。そしてニンジンがめちゃくちゃあま~いっ! エビも小粒ながらぷりっとしてておいしいわぁ。

a0005060_1042744.jpg 前菜は4種類のなかからチョイス。わたしは自家製スモークサーモンにしてみました。
 スモークサーモンっていうと普通はへらへらっと薄めのサーモンを想像すると思うんですが、ビストロ・リッペのサーモンは違います。見よ、このブ厚さをっ。すごい迫力です。
 お味も脂がのっててしっとり&とろ~り。ボリュームがあるだけにおしまいには重たく感じられそうなところを、上下をサンドしたそば粉のビスケットをあわせることで最後のひと口までおいしくいただけるようになってました。

a0005060_10421894.jpg こちらはT子ちゃんのマグロです。表面を網焼きしてあるので香ばしさがあります。添えられた菜の花のほんのりした苦味が味をひきしめていい感じ。

a0005060_10422969.jpg 野菜のスープ。トロ味はなくてさらさらっとしてるけど、野菜の旨みが出ていてけっこう濃厚です。やわらかーく煮込まれた野菜も甘みがあっておいしい。身体があったまりますね~。

a0005060_1042435.jpg 魚料理はメバル (だったっけ??) のポワレ。皮はパリパリ、身はしっとり! なかなか好きな塩加減ですよ~。魚のしたにも野菜があってボリュームがあります。周りに添えられたホタルイカもちゅるるんとおいしくいただきました。

a0005060_10425448.jpg お口なおしはパセリとオレンジのグラニテ。食べるとたしかにパセリの風味があります。さっぱり・すっきりした口あたりで、肉料理への準備は万端です(笑)。

a0005060_1043815.jpg わたしのお肉料理は羊肉のハンバーグ。メニューにあったのはローストだったんですが、「ハンバーグにもできますよ」とのことでしたので、お願いしました。
 パクリと口に入れるとほのかにカレーの味が。臭み消しに入ってるのかな? “ちょっと感じる”程度で気になるほどじゃありません。というか、かすかなカレーの匂いって食欲をそそるのよね(笑)。ジューシーなお肉が照り焼き風のソースと合っていてかなりのウマウマさです!

a0005060_10433179.jpg こちらはT子ちゃんの仔牛なんですが、野菜に隠れて見えない…。ダメダメ・カメラマンです、とほほほ。
 お肉はやわらかくて肉汁たっぷり。シソの味がきいてておいしかったですよ~。

a0005060_10434255.jpg デザートの盛り合わせです。イチゴのタルト、フランボワーズのアイス、ココナツのムースでした。
 フランボワーズのアイスがさっぱりした甘酸っぱさで特においしかったです~。

a0005060_10435223.jpg 〆は紅茶かコーヒーで。わたしは紅茶にしてみました。取っ手のない湯のみのようなカップがかわいいですね。ビストロ・リッペさんは和食器をよく使っているみたいで、器を見るのも楽しかったです。

 メインのお料理ももちろんおいしいですが、付け合せにおいしいお野菜がたっぷり使われていているのが印象的。お値段を考えたらすごい満足感のコースです。
 ワインもハーフボトルを置いてあるものが多くて、白・赤のハーフボトルを1本ずついただきました。特にスペインの赤ワインが果実味があっておいしかったなぁ。T子ちゃん、おいしいビストロを紹介してくれてありがと~♪

 カジュアルな雰囲気で値段設定も普段使いできそうなのがうれしい。豊中って今まで縁がなかった地域だけに目からウロコ。また機会を作ってお邪魔したいお店が増えちゃったわ~。

Bistro LIPPEe (ビストロ・リッペ)
 住所:豊中市末広町1-1-8
 TEL&FAX:06-6858-3122
 OPEN:ランチ 11:30~14:30 (L.O.)、ディナー 17:30~22:00 (L.O.)
 定休日:毎週水曜日、第3木曜日
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by nao_tya | 2007-04-16 22:54 | 食べものたち
〔ストーリー〕
 仲の悪い3きょうだい、ピエール、クララ、クロードは、母親の遺産を相続するにはフランスのル・ピュイからスペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラ (サン・ジャック) までの巡礼の旅に参加しなければならないことを知って不満タラタラ。しかし遺産がほしい彼らは渋々ながらツアーに参加することに。
 彼ら3人以外のメンバーは、気軽なハイキングと勘違いして参加した女の子2人組 (エルザとカミーユ)、カミーユが目当てのサイッド、サイッドにメッカへの巡礼だと騙されているラムジィ、頭をいつもターバンで包んでいる女性マチルド。
 彼らはベテラン・ガイドのギィに率いられ、2ヶ月に及ぶ巡礼の旅に出発するのだが…。


原題:SAINT-JACQUES … LA MECQUE
監督:コリーヌ・セロー
脚本:コリーヌ・セロー
出演:ミュリエル・ロバン、アルチュス・ド・パンゲルン、ジャン=ピエール・ダルッサン

 土曜日は午前中に漢方クリニックにいって、観劇仲間のT子ちゃんとの待ち合わせまで時間があったので映画を1本観てきました。観たのはフランス映画の『サン・ジャックへの道』。以前にU地さんにお勧めされてコリーヌ・セロー監督の『女はみんな生きている』を観たことがあって、なかなかおもしろかったんです。で、そんなセロー監督の新作だし上映開始・終了時間もピッタリだしってんでこの映画に決定!

 梅田のミニ・シアター系の劇場でしたが、週末の昼過ぎということもあってほぼ満席。観客は年齢層けっこう高めの人が多かった気が。おもしろいシーンではみなさんよく笑い、そのほかのシーンでは静かに画面に集中って感じで、気持ちよく観ることができましたです。

 母親の遺産を相続するためしかたなく巡礼の旅に参加した3人きょうだい (兄・姉・弟) ってのがとにかく最低に仲が悪いんですよね。誰かひとりが口を開けばすかさずイヤミを返し、挙句のはてには40代も半ばを過ぎたようないいオトナが、道端で取っ組み合いの大ゲンカをする始末!

 この3人がお母さんの今わの際に立ち会ったかは描かれてませんが、もしそうだとしたら、たとえそんなときでも罵りあいをやめなかったことは容易に推察できますよ。いくらアルツハイマーで周囲の状況がわかりにくくなってたかもしれなくても、そりゃあお母さんもこんな3人を残していくことは心残りでしょうがなかったと思うわぁ…。

 この3きょうだいほどじゃありませんが、ほかの参加者たちやガイドもそれぞれ悩みをかかえていて、旅の間に各人の弱さや痛みがはっきりと出てきます。でも、9人をみつめる監督のまなざしが時には辛らつなユーモアを混じえながらもとても温かくやさしいので、文字どおり“山あり・谷あり”の道をひたすら歩くことで、みなの心にそれぞれの変化が起こっていく様子を素直に受け止めることができました。

 1日7時間ほどのウォーキングを毎日毎日2ヶ月も続ける旅ってすごいです。その間寝食を共にし、せまい空間を共有することで、最初は見知らぬ他人でしかなかった人間との間に徐々に分かちがたい絆ができていくっていうのがすごくイイな~と思えました。

 ただひたすら自分の足で歩くため荷物は必要最低限、余分なものはいっさい持たない。旅のなかでそれを自然に悟って荷物を減らして身軽になっていき、最初はひぃひぃ云っていた1日の道程も楽に踏破できるようになった彼らの姿はとてもすがすがしいです! 文字どおり道端に不用品を捨てていっちゃうのはどうかと思いますがね(笑)。

 一応巡礼の旅ではあるんですが宗教くささはまったくありません。むしろ誰ひとりとして敬虔なキリスト教信者がいない巡礼ツアーってアリ? って感じ (ラムジィは敬虔だけどイスラム教信者だしな/笑)。キリスト教云々っていうんじゃなく、日常生活を離れ、身体をつかって目的地へむかうことに時間をかけることで無心になり、やがて浄化されていく。肩書きとか立場とかを取っ払った自分を見つめなおし、あるがままの自分や他人を受け入れる余裕を作ることこそが、巡礼の目的なのかもしれません。

 劇中でも現実的に問題が解決することのほうが少ないんだけど、物事に対する受け止め方や気持ちが切り替わるだけで、なにもかもが違ってくるものなんだな~と、エンディングで流れる彼らの“その後”を観ながら感じてました。
 巡礼の道にひろがる景色も美しく、大いに笑って最後はじんわりした感動と一緒に元気も出てくる、とても満足感のある映画でした! 人間って、きっかけを掴むことができればいくつになっても変われるって思えるのはステキですよね。
 
 あとパンフも購入しまして、これがひと工夫した作りで、配給側の映画に対する愛情が感じられましたですよ♪ B5サイズ・横長の冊子で、映画のパンフレットにしては珍しくカバーがついているのです。でっかい紙をふたつ折にした状態でカバーになってるんだけど、内側になった部分に巡礼の道をしめした地図が印刷されてるんだな~。要所要所の名跡の写真なんかも載っていて、映画を観たあとで眺めるといろんな場面が思い出されてかなり楽しい。手に取る機会があったらぜひ見てほしいです~。

●映画『サン・ジャックへの道』公式サイトはコチラ
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by nao_tya | 2007-04-14 23:45 | 映画感想etc.
 またしてもO野さんに『ブランジュリー・タケウチ』のパンを買ってきてもらいました♪ 自分でお店まで行ったことがないのに、タケウチのパンはけっこう食べているわたし…。O野さん、いつもいつもありがとうございます~。このご恩は3日間は忘れませんっ(笑)。

a0005060_23113021.jpg まずひとつめはクルミのバゲット。この間買ってきてもらったクルミのバトンのハード版みたいな感じですね。
  皮はパリッとしてますが、なかの生地の部分はしっとり。トーストしてもおいしいし、そのままバターやオリーブオイルをつけて食べてもいいですねぇ。

a0005060_23121679.jpg 天然酵母のハードパン。
 普通のバゲットやバタールより少々色黒さんかな(笑)。ほんのり酸味がかった味で、これはかなり好き好き~! チーズやハムのサンドイッチにしていただいてます。

a0005060_23124967.jpg ブルーベリーのデニッシュです。よーく熟したブルーベリーがデニッシュのくぼみ部分にぎゅうぎゅうに入ってます。下のカスタードクリームもウマウマ。
 デニッシュパンを食べたのはひさしぶりで、そのおいしさに改めて感動~。買ってきてもらった翌日に食べたので、デニッシュ生地のサクサク感がちょっと失われてましたが、それでもウマイっす!


Boulangerie Takeuchi (ブランジュリー・タケウチ)
 住所:大阪市西区靭本町1-16-14
 TEL&FAX:06-6444-2118
 OPEN:8:00~18:30 (パンが売り切れ次第閉店)
 定休日:日曜日、月曜日
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by nao_tya | 2007-04-12 23:13 | 食べものたち