映画や本の感想アレコレ。ネタバレにはほとんど配慮してません。ご注意! 


by nao_tya
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映画感想:『大洗にも星はふるなり』

〔ストーリー〕
 クリスマスイブの夜、茨城県大洗の海の家に5人の男たちが集まってきた。彼らはこの海の家のオーナー、アルバイトとしてひと夏を過ごした仲間たち。全員、憧れのマドンナ・江里子から“クリスマスイブの夜、海の家で会いたい”という手紙をもらってやってきたのだった。呼び出された理由がわからない彼らはこのなかに江里子の本命の男がいるに違いないと推測し、我こそはと彼女との仲をアピールしはじめた。そこへ海の家の取り壊しを求めにやってきた弁護士と遅刻してきたバイト仲間も加わり…。


監督:福田雄一
脚本:福田雄一
出演:山田孝之、山本裕典、ムロツヨシ

 予告を観てなんとなく気になっていた、福田雄一監督の『大洗にも星はふるなり』を観にいってきました~。公開初日のプレゼントとして花王のシャンプー&コンディショナー『エッセンシャル』の試供品をいただいちゃいました。「なんでエッセンシャル??」と思いながら映画本編を観てみたら、ちゃんと本編の重要(?)アイテムとして登場してて納得した次第。でもどうせいただけるなら、しつこく出てきていたサッポロビールの黒ラベルのほうがうれしかったなぁ…。配る対象が20歳以上に限定されちゃうからダメだってのはわかってますけどね~。

 で、映画の感想ですが、すっごい大笑いするわけではないけれど、要所要所で「ぷはっ!」と吹き出してしまうような部分と、ニヤニヤ笑いが止まらない微妙な雰囲気に満ちた、なかなか楽しい映画だったと思います。ストーリーとしてはわりとしょーもないっていうか、まったりした笑いを追及している映画だからか謎解きとしては大したことのないゆるゆるなミステリーなので、展開の意外性という点では及第点には届いてないと思います。けど、7人の男たちが繰り広げるバカバカしいほどに必死かつ大暴走な自己アピールという名の妄想大爆発と、役者さんたちのかけあいが愉快で、最後まで楽しく観ておりました。

 とにかく7人の俳優さんたちのテンションがめちゃくちゃ高くて、みなさんそれぞれ良かったんですが、一番ハジけていたのはやっぱり勘違いストーカー・杉本を演じた山田孝之さんでしょうか。登場したときのタキシードあ~んどトゥルットゥルのグロスつき唇ですでに「えぇと……」と思っていたら、回想シーンのキザっぷりはもう正視にたえないくらいキモチワルイ! (←ほめてます) いやはや、最近山田さんを映画で観たのは『クローズZERO II』だったので、多摩雄との落差にもはや感動さえ覚えましたよ、わたしゃ。後半、杉本はすごくまともでいいことを云ってて口調も多摩雄っぽいんだけど、それでもやっぱり隠し切れない変態くささが漂ってました…。山田さんの役者としてのふり幅はすごいと思います。

 もともとは小劇場の舞台劇だったものを映画化したそうで、もしかすると好き嫌いがはっきり別れてしまうタイプの映画かもしれないですが、わたしはかなり好きですね。クリスマスに発売されるスピンオフDVDも観てみたいです! それにしても、真冬に真夏のスタイルで撮影をした役者さんたちも大変だったことでしょうが、男たちの妄念いっぱいの思いを叫ばれた大洗の海もさぞかし大変だったと思います (一生つきまとってやる~ってどんな呪いだ/笑)。

●映画『大洗にも星はふるなり』の公式サイトはコチラ

●スピンオフDVD
 『大洗にも星はふるなり』 これって全力すぎてスピンオフじゃねえじゃんスペシャル
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by nao_tya | 2009-11-09 16:50 | 映画感想etc.