映画や本の感想アレコレ。ネタバレにはほとんど配慮してません。ご注意! 


by nao_tya
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映画感想:『007/慰めの報酬』

〔ストーリー〕
 愛するヴェスパーを裏から操っていたミスター・ホワイトを捕らえたボンドは尋問をおこない、今までMI6が存在を掴んでいなかった巨大な組織の存在を知る。調査のためハイチへ向かったボンドはそこでカミーユという謎めいた女性と出会うことになるのだが…。


原題:QUANTUM OF SOLACE
監督:マーク・フォスター
原作:イアン・フレミング
脚本:ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、ポール・ハギス
出演:ダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ、マチュー・アマルリック

 土曜出勤が終わったあと、せっかく下界におりてきてるんだし~と、マーク・フォスター監督の『007/慰めの報酬』の先行上映にいってきました! 劇場の入りはほどほどで、けっこう年配の男性、ご夫婦の姿が目についた気が。やはりボンド映画は昔からのファンがたくさんいるってことですねぇ。

 ボンドがダニエル・クレイグに交替した『カジノ・ロワイヤル』の完全なる続編で、『カジノ…』のラストシーンの1時間後という設定のもと、なんの説明もなく話がスタートします。ということで、前作の知識がないとちょっと話についていけないところがあるのはマイナス点ですね。わたしは前作を観てますが、劇場で1度観たきりなので、最初は「ミスター・ホワイトってどちらさまでしたかしら??」という感じでした…。さすがに2年も前だと記憶があいまいになっちゃいます (←実は2週前でもたいして変わらなかったりする/笑)

 でも、最初のカーチェイスのシーンからスピーディでド迫力なアクションが展開されていき、そのスピード感をたもったまま話がずんずん展開していきます。とにかくクレイグ・ボンドは現れる障害物を一瞬の躊躇もなくなぎ倒し、次なる目標へと突き進んでいきます。無口でほとんど表情を変えないボンドにすごくタイトな演出があいまって、非常に緊張感の高い最初から最後までピンと張り詰めたような空気がただようボンド映画となっていました。ところどころに笑いどころもあるんですが (グリーンの部下のズラがバレるところとか/笑)、「え、ここ、笑っていいの!?」と、一瞬笑うのがためらわれるような雰囲気が…。

 わたしはボンド映画すべてを観ているわけではないし、ボンド映画の大ファンってわけでもないのですが、やはりピアース・プロスナンまでのボンド映画とはまったく系統が違うものになってるのはわかりますね。これまでのゆるい、というとちょっと語弊があるかな~、遊び心とお約束が満載のボンド映画もおもしろかったですが、クレイグ・ボンドのリアルで人間くさいボンドもすごく好きだしめちゃくちゃ楽しめました! 

 そうそう、ジュディ・デンチ演じるところのMも相変わらずカッコよかった♪ 彼女とボンドの間の信頼関係がとてもイイです。あんなにおっかないMのことを母 (のようなもの) と云えるのは、英国情報部のなかでもボンドだけだと思うわ~(笑)。あと、Mの私生活がかいま見えるところもおもしろいですね。

 『カジノ・ロワイヤル』を観ていないとわかりづらいところがあるのがマイナスですが、しっかり復習してから観ればかなりの満足感が得られると思うな~。内には様々な思いを秘めながらも、それを表面には表さずひたすら渋くてクールなボンド、次作もめっちゃ楽しみです!

●映画『007/慰めの報酬』の公式サイトはコチラ

●前作のDVD

カジノ・ロワイヤル
 監督:マーティン・キャンベル
 脚本:ニール・パーヴィス
 原作:イアン・フレミンブ
 出演:ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン
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by nao_tya | 2009-01-19 23:17 | 映画感想etc.