映画や本の感想アレコレ。ネタバレにはほとんど配慮してません。ご注意! 


by nao_tya
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

映画感想:『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』

〔ストーリー〕
 ソ連のエージェント、イリーナに遺跡発掘の地から拉致されたインディはネバダ州の空軍基地エリア51に連行される。イリーナはインディが10年前に起こったロズウェル事件で回収に携わった遺体が収められた箱を探していたのだ。インディは隙をみて反撃しその場から脱出するものの、箱は奪われてしまう。舞い戻った大学ではアカ狩りが盛んで、ソ連軍と接触をもったインディは大学にも居場所がなくなってしまう。海外へ旅立とうとしたインディのもとへ、マットと名乗る青年が現れ、インディの旧友でマットの父親がわりでもあるオックスリーが行方不明になっていると告げるのだが…。


原題:INDIANA JONES AND THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL
監督:スティーヴン・スピルバーグ
原案:ジョージ・ルーカス、ジェフ・ネイサンソン
脚本:デヴィッド・コープ
出演:ハリソン・フォード、シャイア・ラブーフ、ケイト・ブランシェット

 土曜日出勤の帰りは映画を観て帰るのがすでにお決まりのコースになっているわたくし。先週も行ってきましたよ~。そろそろカスピアン王子が公開終了だと思うんですが、時間が合わず断念。今回はスティーヴン・スピルバーグ監督の『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』をチョイス。なんと19年ぶりのインディ・シリーズ最新作です。観客の入りもけっこうよくて、年齢高めの方たちがたくさんいらっしゃったのも印象的でした。

 実を云うとこのシリーズの新作を拝める日がこようとは思ってなかったせいか、最初にインディの姿がスクリーンに登場し、お馴染みのテーマ曲が流れただけで胸一杯って気分になっちゃいました(笑)。だから単に1本の映画として考えたとき、この「クリスタル・スカルの王国」が本当におもしろいかどうかの判断がかなり怪しくなっちゃったところはあるんですけど、これまでのインディ・シリーズの雰囲気そのままの娯楽大作の王道をいく映画で、2時間ちょいすご~く楽しめました。

 しょっぱなからエリア51やロズウェル事件は出てくるし、物語の重要な要素はオーパーツだし、トンドモ系映画と云えば云えるのかもしれませんが、そういう胡散臭さ(笑)をも包みこんで楽しい・おもしろいと感じさせる能天気さというか大らかさがこの映画にはあるように感じます。あちこちに散りばめられている小ネタにニヤッとできるかは今までの3作を観てるかどうかにかかってくるし、インディ・シリーズに対する思い入れの度合いでかなり評価が分かれるのかもしれませんが、わたしにとって満足度の高い1本だったのは確か! ただ、核実験のシーンだけは核の扱いの軽さにちょっとなぁと思わないではなかったですけど。

 映画のなかでは前作までに登場した人物の“今”もちょこちょこ触れられてまして、そのなかでショックだったのはショーン・コネリー扮するヘンリー・シニアがお亡くなりになって遺影で登場したっちゅうことですかねぇ。時の流れを感じさせるエピソードでございますよ…。インディを演じるハリソンも実年齢では60歳を超え、さすがに年を喰ったな~って思わせるシーンもありましたが、それでもアクションをがんばってこなしていて、それがちゃんとサマになっているのはさすが。というか60歳にしては強すぎるよ、インディ(笑)。ラストにマットの手から例の帽子をスルリとさらっていくことで、インディがまだまだ現役だってことを示してくれてうれしくなっちゃいました。

 親につけられた名前が気に入らず、勝手な名前を名乗るのはジョーンズ家の遺伝なの? なヘンリー・ジュニアを演じたシャイア・ラブーフはきびきびと小気味いい演技で、どうしても平均年齢が高くなってしまうこの映画に若さと元気を加えてくれてたと思います。マットが自分の息子だと判明してから彼を見つめるインディの表情が、「これがオレの息子か~♪」という、ちょっとデレッとしたものになってたのがおかしかった(笑)。

 実在の人物は云うに及ばず、エルフの女王さまや男性まで演じきれるんだから、ウクライナ出身のロシア人だって無問題! なケイト・ブランシェットは、かなりこの敵役がハマってましたな。笑顔がないと険のあるキツイお顔に見えちゃう美貌が、今回の役にぴったりフィットしたって感じでしょうか。

 これからまたインディ・シリーズの製作があるとしたら、ハリソン・フォードががんばってくれるのか、シャイア・ラブーフが跡を継ぐことになるのか、どっちになっても良さげな含みのあるエンディングもウマイな~って思いましたです。

●映画『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の公式サイトはコチラ
[PR]
by nao_tya | 2008-06-30 13:31 | 映画感想etc.