映画や本の感想アレコレ。ネタバレにはほとんど配慮してません。ご注意! 


by nao_tya
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映画感想:『ラッキーナンバー7』

原題:LUCKY NUMBER SLEVIN
監督:ポール・マクギガン
脚本:ジェイソン・スマイロヴィック
出演:ジョシュ・ハートネット、ブルース・ウィリス、ルーシー・リュー

 土曜出勤の帰りにポール・マクギガン監督の映画ラッキーナンバー7を観てきました! 仕事が終わったあと上映開始までかなり時間が開いていたので、座席指定を受けてからマッサージにも行って、なかなか充実した1日となりましたわ。映画もおもしろかった~!

 最初にいくつかの殺人事件が描かれ、そのなかでブルース・ウィリス演じるグッドキャットの昔語りが出てきます。だがしかし、これらが相互にどんな関係があるのか皆目見当がつかないまま舞台は移り、友人のニックを頼ってニューヨークにやってきた青年スレヴン (ジョシュ・ハートネット) のお話が始まってしまいます。

 このスレヴン、とにかくツキに見放されているようで不運続き。手始めに会社をクビになり、取り壊しが決まったアパートからは追い出され、転がり込んだ恋人のアパートでは浮気現場に踏み込んでしまい、たどりついたニューヨークでは強盗にあうという始末。
 極めつけに友人のニックと勘違いされ、多額の借金返済のかわりにギャングの親玉“ボス”から、対立組織の親玉“ラビ”の息子の殺害を依頼されてしまうのでありました。しかも、これで終わりかと思いきや、“ラビ”からも借金返済を迫られるという、まさに不運は続くよ、どこまでも~♪ の状態。

 この八方ふさがりの、まさに窮地からスレヴンがいかにして脱するかが問題になるのかと思っていたら、話は意外な方向へと走り出します。映画冒頭の殺人事件もすべて伏線であることが判明し、意味不明だったとこがきれいに収束していく様子はお見事。観ていて気持ちよかった~。ラストにはちょっとじーんと感動したりするところもあって、観終わったあとはかなりの満足感!

 実をいうと、冒頭の殺人事件のちょっと変わった殺害方法が検死のシーンで語られたとき、ひとつの予想が頭に浮かんで、結局その予想は当たっていたわけですが、それでも「なんだ、やっぱりこういうことかぁ」というガッカリ感はなかったですな。「おお、やっぱりこういうことか!」という予想が当たったうれしさが勝ってました。これはタネ明かしまでの展開がおもしろくて、退屈しなかったからだと思います~。

 ジョシュはバスタオル一丁でこづきまわされる前半と、後半の硬い表情の落差が良かった。いつも気の強いねぇちゃんの役ばっかりのルーシー・リューは、今回も確かに気は強そうなんだけど意外なくらいにかわいい。めっちゃキュートでした! 190センチあるジョシュと小柄なルーシーの組み合わせは、大木にしがみついてるリスみたいで、なんだかほほえましかった(笑)。
 そしてブルース・ウィリス。いやぁ、シブイ!! セリフも出番も少ないんだけどかっこよかったです。具体的なエピソードも言葉もなにひとつないのに、ヘンリーとの情愛が感じられるラストのシーンがなんとも云えませんっ。

 そうそう、この間『プラダを着た悪魔』できっとゲイなんだろうな~と思えるファッション・ディレクターを演じてたスタンリー・トゥッチが、男くさい刑事役だったのも驚き。それ以前で印象に残ったのは『Shall we Dance?』のダンサー役だったし、なんちゅうかキワキワな人を演じる役者さんというイメージが強かったもんで、意外だったけどけっこうハマってましたね~。
 ほかにもモーガン・フリーマンにサー・ベン・キングズレーも出演してて、これだけの俳優陣を集めたってのもすごいわ。

 しかしこの映画、予備知識なしで観たほうが断然おもしろいと思うのですが、感想を書こうと思うと内容に触れずにはいられなくて、キーボードをパコパコしてる今、かなりのジレンマを感じるなぁ。
 公開はもうほとんどの劇場で終わりかけてると思いますけど、かなりお勧め。間に合うならぜひぜひ映画館へ~!!
 
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by nao_tya | 2007-02-04 22:50 | 映画感想etc.