『ポンテ・ヴェッキオ』のクリスマス・ディナー
2006年 12月 23日
日程が12月22日だったのでメニューはクリスマス・ディナーのコースのみ。自分でメニューを選べないのは残念でしたが、お店が自信をもって提供するお料理が並ぶわけで、それはそれで楽しみでした。
1皿めは「黒トリュフたまご」。熱~くしたお皿に落とした卵が半熟状になってまして、そのうえには「これでもかっ!」と云わんばかりにトリュフがごっちゃり乗っかっています。
半熟たまごのトロトロの黄身とソースがトリュフにからんで、んん~、たまりません! 出だしからいきなり濃厚な1品でした。
続きまして「ジベッロのパンチェッタで覆ったズワイガニと菜花サラダ」。ジベッロとはイタリアの土地の名前で、パンチェッタは豚バラ肉の塩漬けのことだそう。
豚バラ肉がいい感じの塩加減で、あっさりしたカニの身とよく合います。カニの身がこんもり小山状態でボリュームたっぷり。
3皿めは「蕪のスープに浮かべたフグと白子の包み揚げ」。
表面はカリカリッと揚げられてますが、中味は熱のとおりかたが適度でなのでしっとり感がしっかり残ってます。フグの身で白子を包んであるんだと思いますが、白子がとってもジューシー! 写真ではちょっと見えにくいですがフリットの上に柚子胡椒が乗っていて、香りと辛味がこれまたよく引き立ちます。
お次はパスタで「リングイネッテ 兎の軽い煮込みトマトソース 燻製プロボローネをたっぷり添えて」。長い料理名だな(笑)。
パスタのうえにたっぷりふりかけられたチーズは燻製されてまして、この燻されたくぐもったような匂いには食欲をそそられまくり! たしか桜と紅茶で燻製したって云ってたような気が…。パスタももっちりしててウマウマ♪
メインの肉料理は「シャラン産鴨肉の炭火焼ロースト キノコのエチュベ添え」。エチュベってナニ?? と思って家に帰って調べたら、蒸し煮のことだと判明。カタカナでいうとなんだか優雅に聞こますよね。
鴨肉はやわらかくって肉汁たっぷり。濃厚なお味で鴨肉大好きのわたしにはたまらんものが~。キノコも甘みがあって大変おいしゅうございました。
デザートは「チョコレートとはしばみ風味のマスカルポーネムース スノーホワイト仕立て」。
冷たくもなく熱くもない“中温”のデザートで、新作です! というお言葉と一緒にサーブされました。マスカルポーネの下の部分がなんだったのかはよくわからないんですが、酸味のあるしょわしょわ~っとした食感でおもしろいデザートでした。かなりボリュームのあるデザートで、おいしかったけど最後に食べるのはちょっとキツかった。でもしっかり完食!
〆はエスプレッソです。最後にキリッとしたコーヒーを飲むと胃が落ち着く気がしますね~。
添えられた小さな焼き菓子もおいしくいただきました。写真の一番右に写っているベージュ色の焼き菓子が甘さひかえめ、食感カリカリで、エスプレッソにひたして食べるとめちゃウマでございました♪
去年まではデザートまでくるとお腹いっぱいで、「も、もうダメだ…」と、最後の焼き菓子を前に力尽きてしまってたんだけど、今年はすべて平らげましたよ。ワインも9人で3本 (白2、赤1) 空けましたし、なかなかいいペースだったんじゃないかな~。
今回は個室にとおしてもらったので遠慮なく写真も撮れたし、大満足のクリスマス・ディナーでした。
『モード・デ・ポンテ・ヴェッキオ』
住所:大阪市北区梅田3-3-20 明治安田生命大阪梅田ビル30階
TEL:06-4795-8888
FAX:06-4795-8880
OPEN:ランチ 10:00~14:00 (L.O.)、ディナー 18:00~21:30 (L.O.)
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ビルの30階 (最上階) にあるので夜景がバツグンにきれいです!
窓際の席に座れなかった場合は、ぜひお手洗いへ(笑)。
壁一面がガラスなので、すばらしい夜景を見ることができますゾ。